Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ハーベス markⅢの思い出

2021年06月30日 | ピュアオーディオ

ハーベス markⅢのウーハーは「透けて」います。非常に面白い素材だと思います。それでいてしっかりした低音が出て来ます。


オリジナルの内部配線の状態です。スペンドールにせよ国産のSPにせよ似たり寄ったりの内部配線です。こんな配線でも「音」は出ます。しかし、「音質は?」と云うと、個人的に「全くダメ」の一言です。


内部配線を「極太」の銀メッキ線に交換して使っていました。こちらになるとエネルギー感も音数も質感までも大幅なグレードアップを果たします。別物のスピーカーに生まれ変わります。SPユニットの潜在能力を引き出して使う事が目的です。

自宅システム(サンスイ:SP-707J+アルファ)の組み上げ

2021年06月29日 | ピュアオーディオ


自宅システムは10年程前にSPユニットは7SPユニットシステムとして完成させました。二人いないと出来ない作業です。ユニットを持つ人とねじを締める人が必要です。寝かせれば一人でも出来ますが、横に寝かせる為にはこれ又二人必要です。


高域に175DLHを使っていますが、オリンパスシステムではLE85です。本当はこのSP-707JにもLE85を付けたかったのですが、バックロードの遮蔽板には175DLH専用の穴が空いていて、サイズの大きいLE85は付けられませんでした。


この写真は、かなり初期の写真で、内部配線を下から引いていました。現在はリアバッフルにSP端子を3セット取り付け、D130、175DLH、#2405を単独で使える様に手を加えています。内部配線も写真のモノとは全く違う最高級品に交換しています。当時の内部配線でもかなりの高性能でしたが、現在のサウンドの方が遥か上を行くサウンドになっています。

20年程前にM・レビンソンNo29Lを使っていました

2021年06月28日 | ピュアオーディオ


M・レビンソンNo29Lを以前使っていた事が有ります。当時はムラードEL34モノラルアンプを使っていて、それと入れ替えて使いましたが、今にして思えば「使用期間」が短くて、本来の性能を引き出せなかったと反省しています。当時は「鳴らし込み2000Hr」を知りませんでした。


一応内部は確認しています。完全に左右独立した作りになっています。かなり奇麗な個体でしたので、今にして思えば「もったいない事をした」と反省しきりです。

「鳴らし込み2000Hr」を経験したのは、アキュフェーズのプリアンプC-290を使い出してから漸く理解しました。広島のサウンドデンさんもCDPの改良をした時など同じ事を言われていました。2000Hrと云うと、1日2時間程度の使用頻度なら2年半かかります。あなたは2年半も待てますか?

新しいケーブルには新発見が有る

2021年06月27日 | ピュアオーディオ
先日作成したケーブルで音出しをして「試聴」をして見ました。オーディオ用とギター用では感覚が違います。オーディオ用で培った経験を生かして作成しましたが、結果は思いも拠らぬ「拾い物」の結果でした。

オーディオ用では「ちょっと問題が?・・・」と思ったケーブルでもすんなりと立派なサウンドを聴かせてくれます。(周波数帯域の幅が狭い?)



新しいギター用コンポアンプも2台発注していて、そのうちの1台が入荷しました。従来のマーシャルVS15より一回り大きいSPと機能が付いています。その分しっかりしたサウンドとエフェクターの聴いたサウンドが出てきます。エレキギターの世界も面白いですね。これは是非弾ける様になりたいものです。


新分野のケーブルの試作をしている

2021年06月26日 | ピュアオーディオ
プラグ類が23個入荷したので、漸く新分野のケーブルの試作の続きをしています。1個千円以上しますので、試作とはいえ出費はバカに出来ません。安物のプラグには興味が有りません。「安かろう・悪かろう」では作る意味が有りません。

オーディオ用と基本は同じですが、違う部分も有ります。良いケーブルを使うとやはり「良い音質」になる様です。試作とは云え、作り方・手順を考えてやらないと、「やり直し」ては作りが汚くなります。かなり集中して考えてから作業に入りますが、「やって見なければわからない」部分も有り、プラグに入らなくなる場合も有ります。

今回は4種類、5セットを作りました。一日、暑い中、扇風機を回して作業しますとかなり疲れます。いくら考えてもやって見ると思い通りに行かない部分も必ず出てきます。「実践」を重視しています。

試作品の作成ですので写真は有りません。

自宅システムも最後の山場かな?

2021年06月25日 | ピュアオーディオ


最近、自宅のシステムのサウンドが変わって来ている。どの様に変かと云うと高域が「ふん詰まっている」様な感じなのです。高域だけが「鼻つまり」の音になっているので音のバランスが崩れている。


前から云っていた様に、8月までかかるだろう・・・。高域用のパワーアンプの活性化前の症状と感じます。こんな症状は2~3ヶ月続くだろうと思っています。(経験から)

以前もパイオニアのM4が活性化する前は同様の症状でした。音のバランスが崩れて「苦行」をしなければなりません。現在はTV音声で鳴らし込んでいますのでこのまま続行です。時々確認の為、CDやMDを鳴らして進捗を確認して行きます。「最後の一山」が一番しんどい処です。

サブシステムも漸く落ち着いた

2021年06月24日 | ピュアオーディオ

SP-2005のツイーターの修理が済んで漸く落ち着いて来た。現在は、エレキギター用の「シールドケーブル」を作る段取りをしている。フォーンプラグが20個入荷、他にもL型プラグを3個注文している。こちらは26日配達される予定。

ギターアンプ → エフェクター → ディレイ → エレキギター と矢印の処がシールドケーブルになります。それぞれに長さが違います。先週までに1セットは作成していますが、セミプロさん用と息子用、そして自分用と4セットは必要です。(自分用は2セット)結構なプラグの使用量です。安物のプラグは使いません。音質が全く違いますから・・・。

新たにエレキギターを2台買いました。ギターアンプも1台追加、ベンチャーズの楽譜も発注。色々と物入りです。(息子から借りていたエレキギターは返却の予定)

たった1個のユニットが無いと音の豊かさが違う

2021年06月23日 | ピュアオーディオ


昨日整備したSP-2005のユニットが全て揃いました。出てきたサウンドは低域の豊かさを感じます。ツイーターが伸びると低域も強くなる事を何度も経験して来ています。まさに今回もその通りで、これからは安心して聴けそうです。


音の定位や左右のバランス、低域から高域にかけての音のバランスなども非常に良く整いました。手を抜いたらしっぺ返しを受けます。分かってはいたけど思わぬトラブルと、交換部品を手に入れるまでの1年間は長かったですね。

サンスイSP-2005のツイーター交換

2021年06月22日 | ピュアオーディオ

昨年6月にSONY TA-3140Fを購入した時の「音出し確認」時に、アンプの不具合でSP-2005のツイーター2個とD208システムの片chを飛ばしてしまいました。D208システムは昨年の早いうちに修理して、ツイーターをフィリップスからサンスイ製に交換して復帰させました。サンスイSP-2005は片chツイーターが無い状態でしたので、昨年12月に1個のみ補充して、かろうじて3ウェイで鳴らしていました。なかなか同機のツイーター単体が手に入らなかったので1年越しになりました。



今回、T-109・T-110を各2個づつ確保して漸く本来の姿に戻しました。ユニットが壊れると、同じ型番のユニットを探すのに苦労します。何度現在のSPを捨てて、買い替えようかとも考えました。根気よく探していたら、漸くでて来ました。


昨日までは下のユニットはオープン接続で音が出ていませんでした。昨年12月に交換したユニットは外見が汚れていたので、2個とも交換しました。

内部のネットワークの状況。


やっと綺麗な状況でSP-2005が完全復活しました。早速音出し確認したのですが、やはりすべてのユニットが揃わないとだめですね。やっと元の良いサウンドが戻って来ました。

ガウスのウーハー#4583Aも試しました

2021年06月21日 | ピュアオーディオ

メインのオリンパスシステムの低域用ユニットは色々と試しました。JBLのLE15AはシリアルNoで4種、最後に型番が「LE15」の最初期番の#1000番台に辿り着いてやっと思う様なサウンドになりました。途中、ガウスのウーハー#4583A も試しました。


残念ながら、#7000番台のLE15Aには及びませんでした。製造の年代が多分遅かったからだと思います。同じLE15Aでも#20000番台のユニットよりは素直な音で、こちらの方が上と判断しました。


オリンパスの箱に取り付けた状態です。他にもJBLのプロ用ユニット#2231Aや#2205Aも試しましたが、まるで「ザックリ」と雰囲気音が消えて非常にがっかりしました。