Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

MarkAudioの CHR-70v2(10cmフルレンジ)に・・・

2014年02月28日 | ピュアオーディオ

段々暖かくなって来て作業がし易くなりました。先日のJBL#213PROの「内部配線交換」(SuperTrail仕様)で大幅な音質アップを実感しています。SPユニットや接続部が馴染んできたのか更に音数やパワー感が上がっています。知らない方が聴いたら「オリンパスが鳴ってる」と錯覚するだろうと思うくらい良くなっています。

Chr701

以前MarkAudioの CHR-70v2(10cmフルレンジ)をシルバースターTrail仕様にして楽しんでいましたが、こちらもSuperTrail仕様にしたらもっと良くなるのではないか?と思い、早速追加配線をして見ました。

Chr702

追加工事の前のサウンドを確認する為に、JBL#213PROの上にポン置きして聴きましたが、音数やパワー感がSuperTrail仕様の213Proに遠く及びません。音場が淋しい音に聴こえます。

Chr703

追加配線後のサウンド確認をして見ました。慣らし運転を2時間ほどしてから確認しましたが、213PRO並みの音場感で鳴り始めています。10cmフルレンジ一発でここまで鳴ってくれれば満足です。低域感はBOXがしっかりしている分、213PROより良い音質になっている様です。


JBL#213PROの音質アップを完了

2014年02月28日 | ピュアオーディオ

JBL#213PROの音質アップを完了しました。片ch分で苦労しましたが、要領を掴めばもう片ch分は楽々と進みます。1個目の所要時間は4時間、2個目の所要時間は45分。SP端子の取り出しとケーブル作成に時間がかかっています。213PROの内部配線交換なんて誰にもお勧めしません。小口径ウーハーですからそもそも出て来る低音の量感やエネルギー感が違い過ぎます。

Jbl213pro1

ただ効果の方は狙い通りかそれ以上の成果になったと思います。不足感を感じていた低域を感じなくなりましたし、音数の増加が著しく、聴いていて満足出来る音質になりました。オリンパスと併用して聴き比べをしましたが、チョッと聴きには区別が付きません。よくよく聴くと「ホーン型」の質感には及びませんが非常に健闘しています。

Jbl213pro4

たった10cmのウーハーとドーム型のツィーターでここまで鳴らしてくれれば、BGMとしては十分。

Jbl213pro3


今年やらなければならない事は「自宅システムの音質アップ」

2014年02月27日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムがほぼ完成した今、手元のミニSP達をリフレッシュさせて行きますが、本質的にやらなければならない事は、「自宅システムの音質アップ」だと思います。

オリンパスサウンドを昼間聴いて来て、夜自宅のシステムを聴くと明らかに音質ダウンしている。重低音は低域ユニットが違うので当然諦めているが、「質感」は最高級でないといけない。現在、低域・中域・高域の音のバランスが崩れている。特に高域が非常に弱い。この原因はネットワークだろうと推測している。

SPの片ch不具合はほぼクリアーした。ネットワーク箱内配線の不具合は復元が終わったと判断できる。問題は管球プリアンプ1号に根本的なところに不具合が有ると云うこと。ラインアンプの出力そのものに左右差が有る。この原因を究明し正常化をしていく事を急ぎたい。取り敢えずは管球プリ2号が正常なのでこちらを使って、管球プリ1号をドック入りさせる。まずは自分で「不具合箇所」を探す事から始めるべきだろう。

管球プリ1号が片付いたら、高域用ネットワークの見直し。出来れば500Hzと7000Hzのネットワークを自作して、「伝送ロス」を極小化させて使いたい。そうなると、回路図を作成し、それに沿って部品を集める事になる。長期的に進めざるを得ない。


JBL#213PROの音質アップ

2014年02月26日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムと同居しているJBL#213PROの音質アップを考えています。10cmウーハーなので大した低音は出ませんが、もう少し出てくれればありがたいのでトライを開始しました。

ネットワークの作りが非常にチャチなので面倒くさいです。一々接続部分を強化してやらないと太い配線に出来ません。ネットワークと言ってもコイルと2.2μのコンデンサーだけです。これらを「接着剤」で固めて有ります。裏面のSP端子と一緒になっていますので、このSP端子から外さないといけません。

作業内容は内部配線の交換と半田の入れ替え、SP端子の交換を予定しています。取り合えず片chから始めました。SP端子を高級品にする関係上、6mm厚の単板で取り付け板を作成し強度を確保します。

SPへの対策をする時は、SPユニットを壊さないように気を使います。何せ太い配線ですから曲がりません。こんなのでコーン紙やドームユニットを突き刺したら本末転倒です。取り合えず組み上げて音出し確認しましたら、ものの見事に「半田付け」が外れていました。今日はここまで。明日再度トライして仕上げる予定です。


次は何を始めようか?

2014年02月25日 | ピュアオーディオ

現在試して見たいアンプと欲しいSPが有ります。物欲が止まりませんね。アンプはW444STAラインプリに合わせるパワーアンプと、ビンテージの有るプリアンプを考えています。しかしながら、プリアンプもパワーアンプも2セットづつ余裕が有り(遊んでいる)、当面急ぐ必要性はない。

欲しいSPは既に何回も所有していたが、その度に何度も手放しては買い求める有様。今回もBGM用に欲しいと思っている。現在、JBL#213PROやコントロール1と3を持っているが、このサイズでは低域が物足りない。もう1セットL-26も有るが、こちらは欲しいSPとは違う。このSPを手に入れる前にL-26を処分しないと置き場所がない。

L-26は現在アッテネーターの酸化膜で、音の途切れが出ている。これを直さないと処分も出来ない。直せば自分でも使えるようになる。一度レストアに挑戦したが、ネットワーク部が外れなく断念している。もう一度挑戦して「使えるように」したいと思う。


オリンパスシステムの音のバランスが変化している

2014年02月24日 | ピュアオーディオ

ようやくW444STAラインプリの音質が良くなったので、JBL#213PROばかり聴いてしまいます。現在の日課では午前中は213PROを聴き、午後はオリンパスを聴く様にしています。チャンデバのクロスボードへの「半田交換」で音数や分解能が非常に良くなったのですが、全体の音のバランスが変わって来ています。だいたい高域が伸びて、低域も伸びて中域の密度が上がって・・・と云う具合ですが、全体のまとまり感が有りません。こればかりはしばらく鳴らし込んでやらないと落ち着きません。

「音質アップ」の対策やその効果確認等は気が入って、ワクワク感が有って良いのですが、それが過ぎ去ると、ややマンネリ的に音楽を聴く事になります。こんな時に「音のバランス」が崩れていると聴きたくなくなります。しかし、ここで踏ん張らないとバランスがバラバラになってしまいます。しっかり聴いて微調整を繰り返しています。まだこの作業は続く見通しです。

着々と「終のシステム」が出来上がりつつ有ります。自宅システムももう少し。若い頃は「終のシステム」を意識した事は有りませんでしたが、60才にもなると「後何年楽しめるだろうか?」と考え、システムの完成を急ぎたくなります。


ノイマン W444STA ラインプリの音質アップ対策完了

2014年02月23日 | ピュアオーディオ

先日から取り掛かっていた「ノイマン W444STAラインプリ」の音質アップ対策「内部配線交換」が完了しました。

最後に残った「信号ライン」の配線は、ノイズを拾わない様に特に注意が必要です。当該のプリアンプは内部の配線を確認して見ると、非常に丁寧に「ノイズ対策」をして有りました。おそらく何処かの専門家が配線をしただろうと推測できます。このノイズ対策は一般の素人さんでは出来ない様な丁寧な作りになっていました。

同じ様に「ノイズ対策」をしながら、丁寧に配線を作り、最短距離で配線しました。硬く太い配線ですので、思う様に曲がってくれませんので、半田付けにも気を使います。チャチなパーツならパゲてしまいます。煎れたコーヒーも昼飯も忘れて一心不乱に集中して作業をしてしまいました。たった3系統の入力ラインに6時間も掛かってしまいました。

さて完成したので早速音出し確認です。電源を入れて音出しを始めて昼飯の買い物に出かけて、30分ほどして帰ってきました。鳴らし出しよりいくらかこなれてきていました。そのまま3時間ほど鳴らしこんでみました。最後の方は「音数の増加」と「明瞭さ」が非常に上がっているのを確認できました。構造上、ノイマンのラインアンプ本体を活性化しないと本来の性能を見る事が出来ません。これから「鳴らし込み」に入ります。半年くらい使って見ないと本領発揮はしないでしょう。現在でもかなりの音質アップを実感できます。


ノイマン W444STA ラインプリの音質アップ着手続き

2014年02月22日 | ピュアオーディオ

ノイマン W444STA ラインプリの音質アップの決定打は「内部配線交換」です。ラインアンプ本体は集積度が高く、まず持って手を出せません。その代わり、電源ラインや入出力ラインは簡素な配線ですので、初心者にはちょうど良いトレーニングになります。

既に2日前から交換を始めています。「特殊な銀線」を使っていますので、そのケーブルを作る事から始め、ワイヤリングは非常に大変です。一般の銅線なら1時間もあれば完了するでしょうが、硬い単線を組み合わせた配線なので、非常に手間が掛かります。

電源ラインの交換が終わったので「音出し確認」をしてみましたが、「音圧」が結構上がっており、ボリューム位置が低くて済みます。「音数」も増えているように感じます。

現在、入出力ラインの交換に入っています。こちらの配線はシールドが有りますので、もっと手間が掛かります。2本(1セット)の配線を作るのに約1時間掛かります。開始から既に10時間以上掛かっています。とにかく、コツコツ丁寧に1本づつやるしか有りません。


ノイマン W444STA ラインプリの音質アップ着手

2014年02月21日 | ピュアオーディオ

W444sta8

「音楽部屋」のメインSPのオリンパスシステムもそろそろ出来上がっていますので、次の「改善」に入っています。写真に有る「ノイマン W444STA ラインプリ」にそろそろ手を付け様と考えています。

現在A730のRCA出力からW444STAに入力させ、YAMAHA MX-55パワーアンプに入れ、JBL#213PROをBGM的に鳴らしています。オリンパスで一日中聴き続けると珠には軽い音が欲しくなります。

W444STAラインプリから管球プリ2号に切り替えると圧倒的な音質差を感じます。決してW444STAラインプリの音質が低い訳では有りませんが、管球プリ2号だと「質感」と「音数」が違いすぎて、JBL#213PROがメインSPみたいな鳴り方に変わります。

管球プリ2号までとは行かないまでも、もう少し「音質アップ」させたいと思います。ヒューズは既にフルテック製に交換しています。内部配線の交換を自分の手でやるしかないですね。配線自体は割りとシンプルなので「小手調べ」的にちょうど良い練習になります。


残るは自宅システム

2014年02月20日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムもFB-7000の動作が落ち着いて一安心の状態です。RCA箱システムのマルチアンプ化も完了し、音質アップも果たした様で、昨年からの懸案事項がようやく片付いてきました。

残るは自宅システム。プリとパワーアンプがSuperTrail仕様で揃い、その機能もほぼ完成と判断しています。ただ、自宅システムでは「Lch SPの音量が低い」と云う不具合を2年程抱えています。これはネットワーク箱内配線をグレードアップ工事をした後から始まっています。

既に昨年も数回ネットワーク箱内配線の不具合修理をやっていますが、まだ完全には直っていません。先週も2回ほど音楽部屋に持ち込んでバラして、原因となる所に対策をしましたが、後もう少しの処までもって来ました。普通に聴けば「問題なし」と思われるくらいのレベルにまで回復しています。現在はその確認中です。

不具合の現象はどうも2箇所有りそうだと気付きました。一つは、「全体的に音圧が不足」、もう一つは「突然#375のみから音が出なくなる」点。#375はハイルドライバーとパラレルに接続していますので、同時に音が出なくなれば原因は直ぐ特定できますが、ハイルドライバーからは#375の分まで出してきますので元気そのものです。

箱内配線はネットワーク本体の配線では有りません。ネットワーク本体と木箱に設けたSP端子との間の配線の事です。この配線には秘密が有り、複雑な配線になっています。その複雑さ故にバランスを壊すと原因を見つけにくいのです。先日の対策後、#375から音が出ない症状は完全に直った様です。

現在は「Lchの低域の音量を少なく感じる」処を検証しています。とにかくヒアリングで症状をしっかり掴めば、原因もおのずと見えてきます。このLchのネットワーク箱内配線が片付いたら「音質アップ」に移ります。