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EC-138システム昨日夕方、無事に受け取りました。早速、音出しして、正常に鳴ることを確認済みです。また、YさんもSP-LE8Tセットを昨日無事に受け取り、今日は音出しに向けてセッティング中です。
遠く北海道からわざわざ来訪された情熱に敬意を表します。良い出会いになった様で当方も色々なご意見を聞き大変参考になりました。
先月納入しました「ダリ ヘリコン 400MKⅡ」用のトレールのインプレが届きましたのでご紹介します。
トールボーイ型で本来はスパイクでセッティングするように設計されていますが、私流に考えますと「SPの響きの原理が理解されていない」のではないか?と思える仕様です。
これを、トレールにセットしますと上の写真になります。
以下に今回のユーザー様のインプレを掲載します。
トレールを導入してから、特に、今まで聞こえにくかった低音から高音に至るまで、よく出るようになっています。特に、音の数が飛躍的に増加傾向にあると感じ、サウンドのクォリティが非常に良くなりました。また、CDをかけるたびにそれを実感できる機会が一段と増えてきました。他の方々の活眼のインプレとは違いますが、右肩あがりによくなっている印象です。
「オリンパス」システムにラック一段増設工事の後「ノイズ」に悩ませられている。「ノイズ」が出ているのは「中域」のCV1947ppステレオアンプです。アンプのSWを入れてヴォリュームに関係なく出ている。
球を全て新品にしても変化がない。(球の性ではないようだ) M-100パワーアンプのSWを入れるとノイズの大きさが変化する。どうも「電源系」で拾っているようだと結論出来そうです。原因を調査して対策しないといけません。案外簡単な所の様だと思いますが、まだ特定できていません。
「ノイズ」が出ると「音楽」に浸れません。ボリュームを上げるとほとんど気にはならないのですが・・・。
「パワータップ」を本当は作りたいのですがまだパーツが揃いません。本日「トランス」以外のパーツは入荷しました。トランスはもう少し時間がかかりそうです。
その間に、次の管球アンプを「Trail仕様化」しておきたいと考えています。ようやく手を付けられそうです。
「Trail仕様」にする為には
①RCAソケットを高音質タイプへ交換する事。
②入力トランスをいれて高音質タイプのXLRソケットが使えるようにする事。
③SP端子を高音質タイプにする事。
④電源をインレット化する事。
⑤内部配線を全て高音質タイプのケーブルに配線し直す事。
が必要になります。まずは外装周りから整備して行きます。今回のアンプは外装周りが終われば半分仕上がった様なものです。非常に配線がやり易い様に思います。部品は既に全部揃っていますので実行あるのみです。
EC-138システムとSP-LE8Tがいなくなりましたので次のSPを考えています。次に何をするかを考える時は「夢」が有って楽しい一時です。
今までに、フロントロード型、バックロードホーン型、バスレフ型、密閉型のウーハーボックスを使って来ました。その結果、「密閉型」の箱は「音のこもり」が出るので個人的には除外します。
バスレフ型もバスレフポートの大きさが小さいと「音のこもり」が出ますので、出来るだけヌケの良いサウンドになるように調整が必要です。
バックロードホーンの箱は「音が後から遅れてくる」ヌケの悪い音と思われている方が多いと思いますが、本当に鳴らしきるとそんなことはありません。個人的にはこのバックロードホーンのヌケのよいサウンドが好きです。(雑誌の評論でバックロードホーンの悪いポイントを指摘していた評論家がいましたが、その方は使いこなせなかっただけの事なんですね)
フロントロードは前から見るとロードホーンになっていますが、後ろから見ますと「密閉型」や「バスレフ型」になっているものです。
どんな型であっても「音のヌケ」が悪い箱は避けたいものです。500Hz以下の帯域が全体のサウンドの70%以上を占めますのでウーハー箱選びは大切です。
中高音はその点「コンプレッションドライバー」や「ホーン型」・「リボン型」が使えますので後でもどうにでも出来ます。中高音に「コーン型」と「ドーム型」のユニットは眼中にありません。
22日にSP EC-138システムとSP-LE8Tが去って淋しくなりました。
その代わり、RCA箱システムが本来のステージを確保して思いっ切りドライブしています。最初期は「マルチアンプシステム」(村井先生の「オーディオ巡礼」当時)でしたが、その頃とはSPユニットもアンプ、CDPも変わり、普通のアンプシステムでその頃のサウンドを軽く凌駕しています。今日は久しぶりに「スティル・ライブ」を聴いて見ました。ジャック・ジョネットのドラムスが非常に心地よいです。観衆の拍手の多さも以前とは比べ物になりません。
ただ残念なのは、低域にパラレル接続していた「SP-LE8T」(16Ω仕様)も一緒に嫁に出してしまったので、低域の音数が少し減ってしまいました。
モニターSP用に奥の部屋のBC‐Ⅱを持って来ています。(別のSPが来るまでの暫定)
こちらが「奥の部屋」です。「オリンパスシステム」が鎮座しています。BC‐Ⅱが抜けたのでオリンパスの箱の響きが多くなっています。また「パワータップ」を3台使っている性か、音圧パワーが凄まじく大きくなっています。もうこの8畳の部屋ではもてあそぶくらいのパワーになっています。
しばらく止めていた「管球パワーアンプ」をまた作りたくなった。その訳は「オリンパスシステム」の中域用アンプが欲しいからです。現在使っている「CV1947ppステレオアンプ」では出力が18W/ch有るので「パワーが強すぎる」のです。ヴォーカルの子音を強調するような所を気にしています。
アンプのデバイスとして「トランジスター」と「真空管」が有りますが、どちらにもメリット・デメリットが有ります。「質感」や「音の厚み」については真空管の方が良いように感じて使っています。瞬発力を求めるならトランジスターも良いと思います。
管球アンプを作る場合、「プッシュプル」か「シングル」かで今まで悩んでいましたが、中域・高域に使うなら「シングルアンプ」が良いと思うようになっています。何故なら「ノイズ」の原因がすくなくなるからです。ノイズが有ると音楽に浸れません。
「管球アンプ」で最大の難点は「ノイズの発生」です。ノイズの発生の仕方にも
①回路的な問題・・・アースの取り方・・・コモンモードノイズ
②配線材でノイズを拾う場合・・・ハムノイズ
③環境でノイズを拾う場合・・・電磁波ノイズ
④真空管自体がノイズを発生させる場合・・・バルブノイズ
等があります。
1台のノイズでも原因がどれか、あるいは複数の原因か・・・で調査していかなくては解決しません。
一番厄介なのが「バルブノイズ」です。これは「真空管自体の作りこみ」の問題で、対策は交換しかありません。これが「プッシュプル」だと「パワー管」だけで4本も有ります。もちろんペア管やクワッドの特性の揃った球でも1本がノイズを出せばそれまでです。イニシャル時点で「ノイズゼロ」でも使っていくうちに「ノイズ」が出てくる場合が有ります。
古い球でペアやクワッドの球はなかなか入手できません。出来ても「寿命」の保証は有りません。この辺が厄介なところです。
新しい球のロシア製や中国製ではまずこの「バルブノイズ」で使えません。「音質」の面でもグレードが低すぎて使えません。
真空管全盛期(1940年~1960年)の球に行き着きます。当然現在は作っていませんので在庫品の獲得になります。その点をマニアの方は良くご存知ですのでオークションに出てくれば「競走」が待っています。どうしても人気の球は高価になります。
あまり人気がなくて「質の高い球」を探す方向に行かざるを得ません。例として3B252B(STC4033L)の球は使っている方が少なく比較的ローコストで手に入ります。だから予備球も沢山準備できますし、「バルブノイズ」もほとんど出ません。この為「自宅メイン」に収まりました。もちろん「音質」も1級品です。300Bのアンプを欲しがらなくても良いと思っています。
今回は2台ほど作成の準備をしています。球に付いては明言すると入手に困難を伴いますので「予備球」がすべて確保できてからしか公表しません。
真空管の場合バルブの大きさは非常に重要です。1本で7Wくらいの出力が取れるくらいの球でないと「スケール感」や「エネルギー感」が出ません。
7WでフルドライブできるSPもそう多くは有りません。SPもアンプの出力が小さかった時代の物にならざるを得ません。最近のSPでも7Wあればフルドライブ可能なSPもあります。音圧が90db以上有れば十分でしょう。
「パワータップ」を3セット導入でラックが前に出すぎてしばらく「工事中」の「オリンパスシステム」が復活しました。
今回は電源ケーブル 2.5m×2本 → 3m×2本 へと、SPケーブルRchウーハー用1本を5m→6.5m仕様への変更を行いました。制作も長さが長いものばかりで大変でした。
16時時点でようやく「音出し確認」をしている状態です。最初「低音が出ない」トラブルが有り、原因を調べて行くと、チャンデバの低音と高音の接続をテレコにしていました。「音出し確認」の時は小さい音量からしますので問題なく修正できました。(思い込みで配線接続していたのですね・・・怖い怖い!!)
このシステムは、電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブル、SP内配線をすべて「ルシファー仕様」でしていますので、チョッとした配線の仕方(接続の仕方)や取回しで「トラブル」が出て来ます。極太極硬ケーブルの宿命です。「音質優先」でやっていますので苦にはなりません。出てくる音質がお気に入りです。