むかーし むかしのことじゃったぁ

むらさき山のふもとに
おじいさんとおばあさんが
二人でほそぼそと暮らしておったのじゃぁ
おじいさんは山へ芝刈りに
おばあさんは川へ洗濯に行ったんじゃぁ
おばあさんが洗濯をしていると
ドンブラコー
ドンブラコーと
小さなお椀が流れてきたのじゃぁ

おどろいたことに
お椀には
これまた小さな坊やが乗っておってのぉ
二人はびっくりしながらも
神様からの授かりものじゃと
大切に育てたんじゃぁ
なんのことはなく
成長が遅れていただけで
坊やは立派な青年に育ったとのことじゃぁ
おしまい おしm ← オイ

あるはげしい雪の夜のことじゃったぁ
3人が暖をとっているところ
肌の透き通るような美しいおなごが
一晩留めてくれと やってきたのじゃったぁ
こんな雪の夜中に断るのもしのびないし
なにより青年が嬉しそうじゃったので
一晩の宿を貸すことにしたのじゃったぁ

その夜
障子の向こうで
ごわーん ごわーんと
何かを折る音が聞こえたかと思うと
おなごは翌朝
3人にマフラーを置いて
深々と礼をし 帰っていったのじゃったぁ
めでたし めでたs ← オイ

立派に育った青年は
二人の手伝いをしたいと
ある日竹やぶで竹を割っていたところ
なんと竹の中から
めんこい女の子が出てきたのじゃったぁ
3人で驚きつつも
これも神様からの授かりものじゃと
大切に大切に育てたのじゃったぁ

女の子はすくすくと育ち
美しい女性になったとのことじゃぁ
若い二人はいつからか恋に落ち
末永く幸せに暮らしたとのことじゃったぁ
おしまい おしm ← オイ

二人はあるとき
とても元気な男の子を授かったのじゃぁ
普通の子がそうであるように
その男の子の尻も
桃のように割れていたので
桃太郎と名づけられたのじゃったぁ
桃太郎は大きくなると
なにやら鬼退治に行くと
正気ではないことを話し出したのじゃぁ

両親がいくら止めても聞かず
その辺の動物と一緒に
桃太郎は鬼退治に向かったのじゃったぁ
おおかたの予想通り
鬼などいるわけもなく
正気を戻した桃太郎は
無事帰ってきたのじゃったぁ
めでたし めでたs ← オイ

すごく美味かったけれど
あまりに予想通りすぎて
盛り上がれずに終わったのじゃったぁ
2軒目に行く口実を
無理やり作ったのじゃったぁ

むらさき山のふもとに
おじいさんとおばあさんが
二人でほそぼそと暮らしておったのじゃぁ
おじいさんは山へ芝刈りに
おばあさんは川へ洗濯に行ったんじゃぁ
おばあさんが洗濯をしていると
ドンブラコー
ドンブラコーと
小さなお椀が流れてきたのじゃぁ

おどろいたことに
お椀には
これまた小さな坊やが乗っておってのぉ
二人はびっくりしながらも
神様からの授かりものじゃと
大切に育てたんじゃぁ
なんのことはなく
成長が遅れていただけで
坊やは立派な青年に育ったとのことじゃぁ
おしまい おしm ← オイ

あるはげしい雪の夜のことじゃったぁ
3人が暖をとっているところ
肌の透き通るような美しいおなごが
一晩留めてくれと やってきたのじゃったぁ
こんな雪の夜中に断るのもしのびないし
なにより青年が嬉しそうじゃったので
一晩の宿を貸すことにしたのじゃったぁ

その夜
障子の向こうで
ごわーん ごわーんと
何かを折る音が聞こえたかと思うと
おなごは翌朝
3人にマフラーを置いて
深々と礼をし 帰っていったのじゃったぁ
めでたし めでたs ← オイ

立派に育った青年は
二人の手伝いをしたいと
ある日竹やぶで竹を割っていたところ
なんと竹の中から
めんこい女の子が出てきたのじゃったぁ
3人で驚きつつも
これも神様からの授かりものじゃと
大切に大切に育てたのじゃったぁ

女の子はすくすくと育ち
美しい女性になったとのことじゃぁ
若い二人はいつからか恋に落ち
末永く幸せに暮らしたとのことじゃったぁ
おしまい おしm ← オイ

二人はあるとき
とても元気な男の子を授かったのじゃぁ
普通の子がそうであるように
その男の子の尻も
桃のように割れていたので
桃太郎と名づけられたのじゃったぁ
桃太郎は大きくなると
なにやら鬼退治に行くと
正気ではないことを話し出したのじゃぁ

両親がいくら止めても聞かず
その辺の動物と一緒に
桃太郎は鬼退治に向かったのじゃったぁ
おおかたの予想通り
鬼などいるわけもなく
正気を戻した桃太郎は
無事帰ってきたのじゃったぁ
めでたし めでたs ← オイ

すごく美味かったけれど
あまりに予想通りすぎて
盛り上がれずに終わったのじゃったぁ
2軒目に行く口実を
無理やり作ったのじゃったぁ