旅行の前後はファスティング
40超えのわたしたちにとっての
たしなみのようなものですか
温度の上がらない手のひらを
プルプルとさせつつ
ブチ込むビールの美味さったら
さっきまでの飢餓感がウソのように
手の震えをピタッと止めながら
まず真っ先に向かうは
約束の地
札幌においても
間違いのない
レトロスペクティブ
もしオレが
札幌の住民なら
その両方を頼んで
「おつりはいらないから」と
一枚置いてくる作法もアリだろうけど
コレから3日間
毎日が戦いのオレには
きっちり
5枚用意するのが
せめてもの作法なのかと
まさか
こんな気のイイBBAが
バガボンドで熱くなっているとか
いつも不思議に揃った
謎のコミックスを眺めながら
キタキタキマシタヨ!!
無音の向こうで
いったいどうやって作っていたのか
スッと差し出された一杯が
あまりに唐突で驚きましたけど
いわゆる
炒める以前の札幌
第一世代の札幌ラーメンではあれ
むう
飛行機で1時間の先というだけで
どうしてこうも違うのかと
「札幌」ってのは
何かの魔法の圏内なのか
どうしてこうも
掴んで離さない一杯が
あまりにしれっと出てくるのか
もしや
オレのDNAに刻まれた
札ラーのスイッチが
津軽海峡を超えたころに
カチッと入っているのかもしれないけれど
「うちのは最近のラーメンじゃないのよ」
「はい それを頂きにきたのです」
「でもね うちは麺が美味しいからね」
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
麺だけじゃなくて
スープも具も
お店の空気も最高デス!!
こんなのを普段着で食いに来られる
札幌のアンタたちが
心の底から裏山D
華龍 (ラーメン / 桑園駅、西11丁目駅、西18丁目駅)
昼総合点-