十八番＠浅草 「五目そば＋餃子三ケ」

ラーメン屋のご店主にとって
イチバン嫌なことって
なんだろうか

なんて考えながら

逆じゃないけど
逆に
ラーメン屋じゃないオレにとって
イチバン嫌なことって
なんだろうか

なんつて考えていたら
胃が痛くなってきたので

やっぱ
ラーメン屋の話に戻してよいでしょうか




ぶっちゃけ
不味いと言われることが
何よりもツライのではないか

そして
その逆もまた真なりであると




ツライ思いをしないためにも
出来る努力はした方が得であると
思うはずなのがヒューマンビーイング
であって欲しいところ




いやそれは
出来ない努力だから
いやそれは
仕事量が増えてタイヘンだから

不味くてもイイんだよ
仕方なくヤってんだから

ってことになると
また話は違ってくるけれど




動きの悪い電化製品だけど
仕方ないから買ってくれよ で
買う客が皆無であるのとは
また違って

ダメな店でも
ダメな客がいるから
そこそこに続いてしまうのが
このワールド




いやしかし
ラーメン屋の新規開店で
3年残るのは2割なんてのを聞くと

まあ結局は
愛とテクがない店は
淘汰されるのが運命
ってことになるんでしょうけど




長く続いているし




星も3つ取っている




画も良ければ




そこそこに
顔っぽくもあり




スープも悪くなく




麺のセレクションも
まあ

まあ
ね

だけど
そんなお店にとっても




ダマをほぐすってのは
それは出来ない手間だよ
ってことになるんでしょうかね




ビールも
一杯目を注いでくれて
オツマミも付けてくれて




半餃子の存在に




その焼きっぷり

ジョグのデスティネーションとして
この店を選んだオレ
カンのペキだな！！って
思ってました




ダマにゲンナリするまでは

アンタは
ラーメンのダマを許せる人間なのかと

そもそもそんな人間が
ラーメンを出す資格があるのかと
問い詰めたくなるほどに
オレはラーメンのダマが許せない

トーシロのオレにとっても
一生懸命作ったラーメンを
ダマのひとつで落第点押されるなんてのは
夢に見るほどの恐怖なワケで




五目そばの性質上
ダマが発生する確率が
グッ！！と上がるのは分かる

けど (ﾟдﾟlll) 分からん！！

どうして
先に上げた麺に
スープだけをまず注いで

一度ほぐそう
一度泳がそうとせんのか

それだけで
五目そばが何倍も美味くなるというのに

いや
それをしないと
一生懸命作ったはずの五目そばが
いきなり落第を食らってしまうかもしれんというのに

グチみたいになってしまったけど
グチを言って何が悪い

ダマを (ﾟдﾟlll) ほぐせ！！と

街中華だからこそ出逢う災難とはいえ
仕方がないでは済まされない
麺を扱う人間の絶対マナー

人類のルールとして
どこかに刻んで欲しい

その必要はない
むしろダマを愛している
そんなアンタは
人類として認めない

	きたな美味い店　ＫＩＴＡＮＡＴＡＵＲＡＮＴ
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	謎のあの店 1 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
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