そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

「パニ・プリ & 宇め割りハイボール」@自宅

2020-12-12 09:39:15 | 飲み 自宅 他
美味しんぼの
愛読者であれば
一度は作ってみたい
あの料理

ってことになると
果たして何を思い浮かべるでしょう

目玉焼き丼
なんてのは
当然全員が再現済み

ローピン
シャブスキー
うずめめし
溶ける湯豆腐
じゃがバター
毒入りサンドイッチ と

そこそこに
重ねてきたはずだけど

何度やっても成功するはずがない
でお馴染みの一品こそが
ポテトボンボン

冷えたポテトフライを
二度揚げすると
あらフシギ
風船のような球状に仕上がるという
夢のまた夢のレシピ

ぶっちゃけ
ただの二度揚げにしかならず
そうそう丸くは膨らまないという
当然の結果に
みな涙するものだけど


アレは初めてのナングロガル
絶品のダルバートに
フルえていたときのこと

明らかにリトルカトマンズ在住の
ネパリなおねいさんたちが
おしゃべりしながら
楽しそうにつついていた
球状のおやつ なのか?

すぐさまメニューを調べてみると
「パニ・プリ」という
やはり見慣れない聞き慣れない
前菜扱いの一品が存在していました

っつかコレ
球状のフライだよねと
まさかのポテトボンボンだよねと

真球状なのか
穴が空いた球状風なのか分からんけど
そういう食い物が存在しているのは
間違いないということで




んで
初めて食べたパニプリってば

やはり真の球状
ドリトスっぽいチップスの
てっぺんに穴を開けて

スパイシーなポテトサラダを落とし込んで
冷たくて酸っぱいスープを注ぎ込み
漏れないうちに
ひと口でパク!!っと




美味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

センセーショナルな一品との出会いに
家族で歓喜したものだけど

あのスナック
随分とかさばる設計だし
どんなんして売っているんだろうと

ハラルフード屋を
いくら見渡せど見つからず

巨大な箱に整然とパックされてんのを
Youtubeなんかで見かけるけれど
あんな箱並べとくスペース
ハラル屋にはないものなぁ




と思った矢先
こんなん見つけてしまいました

ちょま
自分で揚げるのかと
その発想はなかったわ

っつか
こんなん丸く仕上がるのかと

やはりYoutubeで調べてみると
インド×ジャパンなカップルが
いびつなボンボン揚げてたりしてね

このボンボンのことを
「プリ」って言うんスね

そして中に注ぐスープのことを
「パニ」=水って意味ですか




原材料は
小麦粉、セモリナ粉、コーンスターチ、とうもろこし粉
じゃが芋、食塩、ターメリック、食用パーム粉

じゃが芋入ってるので
広義のポテトボンボンと
言えなくもなくなくなーい




カリッカリの小判状




マジでこんなんが
球状に仕上がるとは
到底思えないけれど




とりあえず
ダメもとってことで
何事もチャレンジしてみないとね




パニ=水の粉
便利なものがあるものです

冷水に溶かして
ポッカレモンを適量振って
パクチー刻んで完成




コレまた
キマリはないみたいだけど
ポテトサラダのシーズニング

全部で2000円ぐらいすんのかな
なんて思ったけど
サスガは需要のあるリトルカトマンズ

パニプリと合わせて
全部で750円ですって




とりあえず
レッツゴー!!
ってことで




170度のサラダオイルに
恐る恐る2枚ほど

じんわり浮いてくるけど
なかなかに膨らまず




かたや膨らむけど
かたや全く進展せず

っつかコレやっぱ
むっちゃムズいですやん

まあでもひとつは
なんとか膨らんだし




って
外に出した瞬間
ベコーって凹み始めたりして

何度も失敗した
ポテトボンボンのトラウマが黄泉返り




っつかワタクシ
いきなりコツ
つかんだりしてませんかと




ちょ
お上手じゃあーりませんかと

油を180度にして
沈んでいたのが浮いてきたら
すぐにひっくり返す

じきに膨らんで来るので
コロコロ転がしながら
全周をカリッと仕上げてみると




ヤベ
上手スギじゃね

っつか
あのカップルが下手クソってだけで
コツつかんじゃえは




キャー!!
楽しー!!

むしろ失敗知らず
だったりして




ギャー!!
止まらねー!!

いつまでも
膨らませ続けてー!!




スパイシーじゃがいもには
玉ねぎのみじん切りもINしつつ
この辺テキトーで良いらしく




パニ水には
パクチー多めで
レモンも強めに




ハイ
こんなん出ましたー!!

お店では6-8個入りで
350 - 500円だけど

こんだけ作っても
実質150円ってとこですか

こんなんヤリ出したら
お店で食えなくなっちゃうじゃないっスカ




宇まいじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

メッカ立石の方角拝みながら
最近毎晩飲んでます

もつ焼きや
もつ煮込みにも
当然のように合うけど

強めの炭酸に
ほんのり甘いのところが
実は揚げ物マンセーだったりするのよねー




本場インドの屋台を真似して
親指で突き破ろうにも
固くてなかなか無理っスよ

ちなみに
インド・ネパールでは
その衛生面から
「危険メシ」という扱いらしく

現地人には無問題でも
一見の旅行者は
結構な確率で当たり付きとのこと

まあそれでも
行ったらゼッタイ食うけどね




いやしかし
二十余年のときを超えて
ポテトボンボンの呪縛から
ちょっとは開放されたようなキブン

っつか未だに
なぜにあの小判が
こうも膨らむのか
一切の科学が見えて来ないけど




美味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

こりゃあ
楽しいやーつ
覚えてしまったぞと

ポテサラじゃなくて
他のアレコレもイケそうで

なんて思っていたら
ガキンチョがギョニソをブチ込んで
満面の笑みで頬張っていたりして




うんうん
かなりに合うかも

パニプリと抱き合わせて
屋台でも出したら
間違いなく売れそうなヨカン



















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1 Comments

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Unknown (k)
2021-01-10 10:52:47
こんにちは。
ジャガイモ風船?のお話ですが、美味しんぼ
は存じ上げませんが、確かこの漫画に作る
シーンがあったように思います。
https://honto.jp/ebook/pd_25250046.html
古い?ジャガイモを最初高温で揚げ、周囲を
固くし、その後低温で揚げることで中の水分
だか空気だかが膨らんで風船状になるとか。
あれ?最初低温だったかしらん?
まあ、やったことないので理論と実践では
違うのだとは思いますが...。
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