ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

あなたの「コンプレックス」は私の「自信」

2008-04-20 16:49:49 | Weblog


先日、立ち寄ったショップの店員は、最初、人なつこく私に話しかけてきた。
店内を一回り。
私は、ミリタリー風の細身のジャケットに手をのばした。
そのジャケットについて話した後、店員が思わぬ事を言ってきた。

「華奢だから、難しくないですか?」

別に怒りはしないが、
それって、私のような体型は、
「服の着こなしが、うまくいかない」って言いたいんだよね?
今日び、体にフィットさせる着こなしも多いし、
小さい事も、細い事も、気にした事はない。

何と言っても私の好きな人は、小さい女の子が好きなのだ。
最近の私は、「いかに小さく可愛く見せるか」だけを考えている。(笑)

その店員は、朱色のレギンスにチュニックが可愛らしかった。
だが、なぜか足元は不自然に、太くて高いヒールの、
黒いパンプスをはいていた。

彼女は私より、背が低かった。

「小さいですよね。」

一瞬、彼女の笑顔が凍りついた。
「小さい方が可愛いし、職場でもモテてますよ。」
私は、続けて言った。
「えっ…。私、ヒールはハズせません。」
彼女は、後ずさりしてしまった。
「ごめんなさい。ほめたんですよっ。」

もう遅かった。
彼女は、背の低い事がコンプレックスだったのだ。
私は、彼女を傷つけた事に傷ついた。

でもショップの店員が、そんな事でどーする?(笑)
「だから私は、こんな着こなしをしています。」くらいの、強気じゃなくちゃ。

ああその時、私は自分が、いかに自信家で、ポジティブだという事を自覚した。
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放っておいて

2008-04-20 13:32:09 | Weblog


職場で、口をきかなくなる人が増えた。
ほとんどが、あの人に関する事が発端なんだけど。
私をバカにしたり、噂したりする人とは、しゃべりたくない。

あの人がいる日に、私がどんな格好をしようと自由だろう。
いい男がモテるのは当然で、
女が好きな男の前で、美しくありたいと思うのも当然なんだから。

私が座った席の近くに、あの人がいた。

あなたの動揺がわかる。

「空気が悪いから移動させてもらっただけで、
あなたのそばに、いたいからじゃない。」

私はイライラしながら、心の中でつぶやく。

キーボードを打つ音が高くなる。
ボールペンをカチカチさせる。

あなたの心が、荒れていくのがわかる。

私が嫌なら、他へ行けばいい。
あなたの立場なら、この部屋のどこで仕事しようと自由なんだから。

「用があっても、あなたなどに聞いたりしない。」

わざわざ遠くにいる職員を呼ぶ。

あなたの横顔が、恥をかかされたように緊張するのがわかる。

しかたない。
プライドが高いのは、お互い様。
あなたを好きになった私が悪いけど、
こういう状況にさせたのは、あなたでしょ。
「針のむしろ」なのは、私の方だよ。
それでも、人間関係くらいで職場を辞めたりはしない。

どこまであなたは、私に似ている?
いらない物は捨ててゆく。
行く手をさえぎる者は許さない。

私は毎日、イライラしている。
お金が無い。支払いは増える。物は高くなる。
醜くなる。心も体も弱くなる。
あの人に近づく事だけが楽しみだったのに、それさえできず、苦痛になる。

私の手帳は「予定」よりも、「あなたの行動」で埋めつくされている。

手首のミサンガは、雑誌のオマケのくせに、
まだ 切れない!

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