そうなるだろうと思ってたよ。
「おはようございます。菌、死にました!」
まるで、それが嬉しい事のように、あなたは告げた。
その日、私が1人でいる時に、あなたが、そう言いに来る事さえ予想していた。
いつもあなたは、私と関わる事は、始まる前にダメにするのね。
気まぐれにテキトーに返事して、やる気なんて最初から無いんでしょ。
「何かいい事があったから機嫌良くて、話合わせただけでしょ。」
口をついて出るのは、ヨーグルトとは関係ない嫉妬ばかり。
「彼女、できたでしょ。」
Rちゃんの名前まで出した。
否定するあなたは、面倒くさそうな薄笑い。
「笑うところじゃないでしょ。」
私はいったい、何を責めているのか。
わかってる。あなたのせいじゃない。
(花見になんか行っちゃって!
あなたが自分だけ楽しんでるのが、私は面白くないんだよ!)
そう言って、ゾーキン投げつけてやればよかった。