ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

どこにいるの?

2009-04-04 16:31:28 | Weblog


結局は、同じビルの2階にいるみたいなのよ。
でも、2階のフロアから見えるのは、窓口と若くて綺麗な受付の女だけ。

あなたのいる部屋が、どこにあるのかさえ、わからない。
裏から上がれるらしくて、すれ違う機会も無いみたい。

職場でかろうじて親しいHさんが、あの人から直に挨拶されて、
「6年くらいは戻らないかな。」って、言ってたらしい。
6年もたったら、私○才越えるじゃない!
その時の私、見られたくないよ。

その間に、あの人が結婚しちゃったらどうしよう。
いくら、女っ気の無い部署でも、メールで誘われるでしょ。
ああ、嫌だ!

心も頭も、もうカラッポよ。
あなたのいない、あの部屋に用は無い。
おしゃべりバカ達が、私の様子をうかがってるみたい。

元彼女は、自転車でケガして、ずっと休みだったのに、
あの人に会える最後の日だけは、無理して来てたみたい。
まだ彼の事、好きなんでしょ。
淋しいからって、「お兄ちゃん」みたいな人に逃げても、
そんなの恋じゃないもの。

誰だって、そうでしょ。
すぐに忘れられないでしょ。
忘れる事さえ、恐いでしょ。

毎日、チューハイばっかり飲んでるよ。
寝る時にはいつも、「会いたい。」「会いたい。」「会いたい。」って、
呪文のように、つぶやいてるよ。

あの人が好きなの。
男らしい顔も体も。
忘れられないの。
親しくもなかったのにね。
触れる事はおろか、マトモにしゃべる事さえ、できなかったのにね。

どこにいるの?
データの中にも、あなたの名前みつけられない。
何してるの?
同じビルの中に、いるはずなのに…。


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忘れ難しあの人

2009-04-04 14:29:35 | 

もっとよく 顔を見せて

素敵な顔 覚えていられるように

愛しいあなた 忘れないように


凍結させる あなたへの想い

でも 解かさないで

これ以上 月日は待てない


電車の中 目を閉じて

私は あなたを

黒い額縁に 入れた


「1人でいて。」と 呪いをかけたら

あなたは 私の

永遠の 憧れの人になる



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