ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

彼の遠征「レッド・クリフPartⅡ」

2009-04-16 14:03:58 | 映画


不覚にも、泣いてしまった。

私は20代後半の時、「三国志」にハマっていたので、
あらゆる物を観たし、読んでいる。
そのせいで、「三国志」に関する作品に関してはうるさい。(笑)

だから、ジョン・ウー監督の「レッド・クリフPartⅠ」を観た時、
美しい演出に懲り過ぎで、金城武の孔明は可愛いが、
それぞれの思いも、関係も、どれも中途半端で、
女の必要性も感じられず、本来の三国志を楽しめずにいた。

もうPartⅡは、観るのを止めようと思っていたくらいだ。
でも観てみたら、PartⅡの方が断然良かった。

中国では、冬至に一家団欒を祝い、団子を食べる習慣はあっても、
実際に戦場では、行われていないそうだが、
言葉の無いその演出に、涙してしまった。

それから、印象に残ったのは、
尚香が、潜伏先の曹操軍で友人になった兵士、孫叔材の
「俺は最後まで戦う。税を免れ、皆が飯を食えるから。」と言うセリフだ。
やはり重要だったのか、パンフレットにも載っていた。

家族を想う

この気持ちを描く事は、迫力ある合戦シーンより大切に思えた。

遠くにいる愛する人

異動してしまったあの人に、先日偶然、職場のPで会った。
車の中にいた彼は、私と目が合うと、真剣な顔で会釈した。

勘違いかもしれない。
誰かが、車の外から中をのぞき込んで、話しかけていたから。
でも、私には会釈としか思えなかった。

あの人も、慣れない仕事に必死だから、
見知った私に、思わず会釈してしまったのかもしれない。

彼と目が合った瞬間、私の中で、
エンプティを指していたメーターが、フルになるのを感じた。
こんなにも、あの人が原動力になっていた事に、自分でも驚いた。

自分の勤務の事で、前途多難な今、
「彼は遠征に出て、共に戦っている。」
そう思おう。
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そこまでやるか「トワイライト」

2009-04-16 13:32:47 | 映画


レディスデイの、シネコンのチケット売り場に並んでいたら、
前にいた、ボサボサ頭の年上の女性が、
映画のタイトルが書いてある、小さな紙を見せながら、
自分の観た映画について、話し始めた。

「これ、良かったわよ。(恋愛するなら)外人もいいなと思ったわ。」
と言うので、タイトルを見たら、
まさに、私が朝一で観ようとしていた「トワイライト」だった。

原作を読みたかったのだが、図書館に無くて、
ちょうど映画化されたので、観ようと思ったのだ。

でも、ヴァンパイアのエドワードの顔は、私のタイプじゃない。
色白過ぎ。(太陽に弱いからしかたないのか。)
若いので、色気も無い。
敵のヴァンパイアで、黒人のローランの方がカッコ良かった。

ヒロインのベラは、可愛いが、いかついアゴが気になる。

それよりも気になったのが、
敵のヴァンパイアのジェームスが、ベラを狙った時、
エドワード達が、彼を始末する方法が、あまりに残酷で、
観ていて気持ち悪くなった。
ボキッてやって、ボワッと燃やす、そこまでするか…。

2人の愛より、そっちが印象に残って、恐すぎる…。
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