青山テルマの「そばにいるね」は良い。
何度もCMで聴いていて、たった1つのフレーズが、心地よく耳に残った。
Baby boy あたしは ここにいるよ
何という、美しく優しい語りかけだろう。
私はCDを買うまで、「レイジーボーイ」と歌っていた。(恥)
歌じたいはユルいのに、全てのメロディが、サビであるかのように印象に残る。
普通、CMで「いいな。」と感じても、サビ以外を聴くと、
つまらなかったりするのに、この歌はそうではない。
でも実は、私がこの歌を好きなのは、テルマの声と曲の雰囲気なのであって、
肝心な遠距離恋愛の甘さには、ケッという感じなのである。(笑)
この歌は、遠距離恋愛の辛さを歌ってはいるが、女はあくまで上目線である。
…心配しなくていいんだよ
男が自分の浮気を心配していると自負している。
…忙しく見せていた あたし逃げてたの
本当に好きなら、かまってやれよ。
あなたからの電話 待ち続けていた
自分から電話すればいいんじゃないのか?
つまり、辛いと言いながらも、自分からは何もしていないのである。
それより何より「変わらない心」など無いということだ。
「遠距離」において、「電話」というツールを、本当に心から歌うのであれば、
ぜひ聴いてほしい歌がある。
さだまさし 「案山子」
私は、この歌のサビを歌うたびに、必ず涙が出てしまう。
手紙が無理なら 電話でもいい
「金頼む」 の一言でもいい
お前の笑顔を 待ちわびる
おふくろに 聴かせてやってくれ
2番のサビでは、タイトルの意味がわかる。
お前も都会の 雪景色の中で
丁度 あの案山子の様に
寂しい思い してはいないか
体を こわしてはいないか
これこそが、遠くにいる大切な人を思う、寂しい気持ちの神髄である。
詳しくは青春音楽館 「案山子」
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最後の方に、全ての歌詞が出ています。
どっかを押せば、曲が流れます。
一緒に歌って、泣いてみてください。
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