ゲーダイの演奏会に行った。
(と言っても、ゲーダイが目当てじゃない。)
冬マリンで決めて行ったが、
クラブ活動のオッサンのようになってしまった。
ゲーダイ卒の、トーオンの彼女は言った。
「今までは、自分の為の表現だった。
でも、仕事になってからは、他人の為にアウトプットしたい。」
誰かの為になんて、10年早いんじゃ!!
自分の為の演奏をせんかいっ!!
いくら、あなたが頑張っても、
他人が感動するとは、限らんのだよ。
バグパイプの第一人者は、
ハイソックスの上の生ひざを見せて、
ハァハァ言いながら、吹いていたし、
すごいプロフィールの教授は、
蝶ネクタイにサッシュベルトをしていても、
タクトも持たず、後ろ姿は、ただのサラリーマン。
ベテランのオッサン達は、ゲーダイ卒という事も、
ここがゲーダイである事も忘れ、ただ演奏するのみ。
トーオンのあの方にいたっては、
自分の“スマート”しか、考えていない。
芸術は、自分の為にインプットでいいのだ。
ピアノが真ん中にあったのは、ブラボーだった。
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