父の注文で、デパ地下に、梅干しを買いに行ったら、
炊いた白米を配っている、天女がいた。
かぶり物の、ベールに包まれた顔を見たら、
激カワ!!
コーフンして、ご飯をよそっていたオバさんに、
「この人は、秋田の人ですか?」と聞くと、
彼女は、「ミスあきたこまち」で、
週末だけ、イベントに参加していると言う。
普通、地方のミスって、中途半端な美人だったりするが、
彼女の場合は、とても素人とは思えない、正統派美人。
オバさんに、「写メ、撮ってもいいですか?」とささやくと、
「いいですよ。」と、本人じゃないのに、当たり前のように答えた。
そりゃー、そうだわな。
人寄せパンダなのだから。
彼女は、可愛く見せようとして、首をかしげたが、
前髪も、りんかくも、斜めになるから、
本当は、正面の方が良かった。
衣装をムシして、美しい顔だけ、アップにした。
19才の肌は、炊きたてのお米のように、
白くて、ピカピカだった。
秋田美人、恐るべし…。
私は、心の中で、つぶやいた。
何で、秋田に美人が多いかって言うと、
昔、どっかの武将が、
美人を、たくさん連れて行った、という説があるらしい。
本当かよ。
稚魚の放流じゃあるまいし。
美人を継承するには、ブ男との結婚は、避けねばなるまい。
どうか、ユキちゃん、相手の顔も、選んでくれたまへ。
見た目で苦労していない人は、
意外と、無頓着だったりする。
逆に、ブサイクが、ブサイクを嫌うのは、
これ以上、ブサイクを増やすなと、
遺伝子が、訴えているからだろう。
美人は、それを使わない手はない。
あきたこまちのキャンペーンは、
天女の衣装が、美人を特化させて、
うってつけのイベントと言えよう。
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