ひでーな、台風。
「行くな。」と言われたが、意地がある。
行かねばならない職種でもある。
しかし早朝、一歩、外に出て、
体を、飛ばされそうになりながら、思った。
私はいったい、何をやっているんだ?
ひゃ~。
1人、悲鳴を上げた。
もはや、家に戻るも、駅に向かうも、
困難なくらいで、樹の陰に避難した。
傘はささず、カッパを押さえて歩いたので、
長靴の中もグチャグチャで、ボトムもビチョビチョだった。
2つ先の駅まで、1時間近く歩いて、
たどり着いたら、晴れてきた。
ヤレヤレと思ったのも、つかの間。
やっと電車に乗ったと思ったら、途中で降ろされた。
降りたホームでは、たくさんの人が、
来ない何かを、待っていた。
私は、疑問に思いながら、出口に向かい、
女性駅員に聞いた。
「私は、上りに乗って来て、降ろされたんですが、
ホームにいる人達は、いったい何を待っているのですか?
私は、どうすれば良かったのですか?」
私は、半分、笑っていた。
駅員は言った。
「危ないので、全員、駅から出すかもしれません。」
無理だろ。
そんな事したら、袋だたきだ。
日本人は、何が何でも、会社に行こうとする、ブタ野郎だから。
何度も、職場に連絡した後、
キチガイみたいな行列を見て、決めた。
私は、ブタ野郎にはならない。
もう、行かねぇ。
サボリだ。
バカみたいに、バスで主要駅まで戻った。
天丼、食ってやる!
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