ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

Super Stock Toshiyori

2015-12-16 09:41:41 | 音楽

KG大の、無料演奏会に行った。

午前中、小ホールで映画を見た後、
時間があるので、O駅の「Soup Stock Tokyo」で、
軽めの食事を取る事にした。

チュートリアルの徳井さんが、
「オマール海老のビスク」が美味しいと言っていたので、
前から食べたかったのだ。

2種選べるセットの1つをそれにし、もう1つを迷った。
期間限定の、「ゴッホの玉ネギ」か「ショウガ」か。

ご飯には、「ショウガ」がいいかなと思ったが、
期間限定に弱い私は、店員に相談してしまった。

しかし、選んだ「ゴッホ」は、
ただのオニオングラタンスープだった。
特別感のあるネーミングは、やめてほしい。(笑)

眠る年寄り

演奏会は自由席だから、少し早めに行った。

緑のパーカーのお年寄りが、
私の目の前で、柱に寄りかかっていた。

列が動いたのに、動かないので抜かしたら、
すぐ後ろに来ていたので、
「どうぞ。動かなかったので。」と、先へ促した。

「いや、寝てしまいました。あまり変わらないからいいです。」
年寄りは、疲れるくせに、早く来て並ぶ。
立ったまま、柱に寄りかかって眠るとは…。

最前列のド真ん中に座ると、
お年寄りの指揮者が、出て来て言った。
「私事ですが、階段から落ちて骨折し、入院しておりました。
手脚が不自由になりましたので、本日は、イスに座らせていただきます。」

指揮台の上のイスに座り、
左手でゆっくり譜面をめくり、右手だけで指揮をした。

そんな弱々しい指揮でも、学生の演奏は、
ちゃんと合わせてついていき、尊敬が感じられ、
プロには無い、アットホームなものを感じた。

第2バイオリンの男子が、
第1バイオリンのコンサートマスターの事ばかり、
横目で見ていた。
「指揮者を見ろよ。」と思っていたら、目が合った。

ある曲の演奏前に、イケメンのバイオリンの口元が、
「ヤッベえ。」と、つぶやいた。

横顔が、「にしおかすみこ」に似ている、
チェロの首席奏者のお姉さんの演奏は、
バシッとしてて、カッコよかった。

チェロの低音が、風の音のように聴こえた。

クラッシックは、
章で分かれていても、長いので眠くなる。
隣にいたおじさんは、目をつぶっていた。
そして、休憩後には、戻って来なかった。(笑)

アンコールで、いったん引っ込んだ指揮者が、
拍手を待たずに、すぐ引き返して来たので笑えた。

花束もつかめないで、学生に持ってもらうほど、
手に力が入らないようだった。
お大事に。

TVで、「歌唱王」を見た時、
沖縄のロック少女、伊舎堂さくらさんの迫力にニヤニヤし、
小学校の先生の、透き通る声に涙した。

音楽は、プロとか素人とか、テクニックの問題ではなく、
本当に、その人が楽しんでいる事が伝わった時、
ステキに思えるんだよね。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 音楽まつりでSelf-Defense | トップ | スカイツリー・スゴイツライ »

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事