通行止めのハイキングコースを、
強行突破する人達がいるというニュースを見て、
紅葉について調べてみたら、
たまたま、「フクロウの森」というワードが目に入った。
都内に、この手のカフェがあるのは知っていたが、
行くなら、こっちの方が良い。
平日、午前中に雨が残る日、朝一で行こうと決めた。
その後は、アンティークカフェに寄ろう。
それなら、天気も人混みも関係ない。
ただし、フクロウの森は、カフェではない。
飲食はできず、トイレも無い。
ルールはあるが、フクロウに触れて、写真も撮れる。
ビルの奥のエレベーターは怪しくて、
フラッと立ち寄るには勇気がいる。
店内に入ると、メンフクロウがお出迎え。
看板鳥なので、一番、人馴れしている。
ビルの中の一室は、森と言うには狭いが、
季節に合わせて彩られた枝に、
色々な種類のフクロウが、繋がれてじっとしていた。
口コミ通り、スタッフの対応も丁寧で、
フクロウ達の管理も、キチンとされている。
入ってすぐに感じた、かすかな鳥臭さも、
気がつくと、全く気にならなくなっていた。
鳥の真下には、紙で折られたフンの受け皿があり、
空気清浄機も置いてある。
動物の施設にしては、綺麗だと思う。
私は、一番ちっちゃな子と、
一番大きい子が気に入った。
すごくちっちゃいので、触ると怖がるのではないかと思ったが、
とても落ち着いている。
ちっちゃくても成鳥なので、メンタルも大人なのか。(笑)
すごく大きい子は、モフモフ。
手の甲でなでるのが決まりなのだが、すごく気持ちいい。
(同じ子のところに、ずっといてはいけない。)
反応には、それぞれ個体差がある。
ストレスを与えないように、気をつけよう。
私より先に来ていた親子連れも、
後から来たカップルも、外国人も、
私より先に出て行った。
せっかく来たのに、
触るのが恐いと言っている人もいた。
もったいない。
私は1人で、2時間ほどいた。
ベンチが1つあり、時々休んだ。
これで700円なら、充分癒される。
思っていたより良かったので、
身内を連れて、又行きたい。
そろそろ昼食にしようと、森を出たら、
小さくて大きい通りは、すでに人で一杯だった。
意外にも、アンティークカフェは、
いつもより客が少なく、
静かで、居心地が良かった。
サバの燻製のワンプレートランチは、
薄いパンが添えられており、
スタッフのオススメで、ドリンクは白ワインにした。
1420円もするのに、物足りなかった。
しかも、シメサバとどう違うのか、
分からない味だった。
それでもいい。
心がモフモフになったので。
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