たまらないね、あんな瞳されたら。
「電車男」で初めて演技を見てから、気になっていた山田孝之くん。
美しいだけではないのですね、彼は。
「白夜行」は、見ていて苦しい。
「福田麻由子」が成長すると、「綾瀬はるか」の顔になる気がします。
普通、子役と成長後の役者は、似ているのは、せいぜい顔ぐらいなものですが、
成長しても、「亮司」のしゃべり方が、そのままな感じがするのは、
演出家がすごいのでしょうか。
そして、かつて見た刑事の中で、初めて恐いと思った「笹垣」。
威圧感ではなく、武田鉄矢のまなざしには、
「この人には追いつめられる」という恐怖を感じます。
犯人じゃなくても、逃げ出したくなる!!(笑)
柴咲コウの「影」は最初、椎名林檎が歌ってるのかと思いました。
恵まれた環境で、別な「太陽」をみつけてしまう雪穂の気持ちもわかるし、
雪穂だけを「太陽」と思う亮司の気持ちもわかります。
2人は裏切りを許されない絆で、結ばれているはずなのに。
切ないですね。
子供亮司の演技を見てそれに自分の亮司を近づかせていく作業がとても楽しいと職人のようなことを言ってました。
「電車男」のパンフレットにも、役作りのこだわりが感じられたので、亮司のしゃべり方についても「なるほど!」とますます感心しました。
本当に職人みたいですね。
子供ができても、籍を入れないのは、彼なりの考えがあるのでしょうね。