ハルの顔は、パーツが大き過ぎるし、
ヤエコみたいなタイプも、好きではない。
義母が倒れて、それどころじゃないユキエに、
しつこくメールを送るのは、デリカシーが無い。
松下由樹が太ってきたのは、
ああいう役を狙ってか?と思われるほど、
今回、味のある主婦になっている。
ユキエがいなければ、このトリオは、成り立たないだろう。
理人は、「リヒト」っていう名前が、
リストみたいで、音楽家っぽくて良い。
そもそも、私が、このドラマを見ようと思ったキッカケは、
カッコいい桜井ユキが出ているからだ。
マオのファッションが、お嬢様っぽくて可愛い。
「G線上のアリア」の調べにつき動かされ、
大人のバイオリン教室で知り合い、つかず離れずの関係は、
確かに心地良いし、執着してしまう。
自分の事を、あまり知らない相手の方が、
自分の事を話しやすいのだ。
マオに対しても、ヤエコに対しても、
理人の一途な行動は、
若い頃にありがちな、ありがち過ぎて、
見ていて恥ずかしくなるほど、よく分かる。
会いたくて会いたくて、
好きな人を失う事は、全てを失うようで恐ろしい。
ちなみに、〇〇教室と言えば、
身内が、コーヒーの1日講習を受けた時、
応募したのが、自分1人しかおらず、
若い女性講師が、聞いてもいないのに、
「自分は既婚だ。」と、言ってきたそうだ。
そんなにクギを刺すほど、世の中には、
ロマンス目当てで、〇〇教室に通う人がいるのか?(笑)
「まだ結婚できない男」は、実に面白かった。
長野に帰ろうとするマドカに、
「あなたがいないとつまらないし、寂しくなるので。」と、
ヘンクツ男の口から出た時は、涙が出た。
「G線上」で、「好き。」と告白してしまった瞬間、
ただの恋愛ものに、パワーダウンしてしまったのとは反対に、
「まだ結婚」では、恋人や夫婦にとらわれずに、
「人」として繋がっていたいという想いを、
シンプルに表現したのが良かった。
ユキエは、マドカとクワノの為に、身を引いたのであろう。
13年前の夏川結衣より、
吉田羊の方が、クワノにはお似合いだと思った。
「まだスイミー」は、このドラマを楽しくする、
今聴くと尚更、良い曲だと思う。
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