令和3年6月4日
使い捨てプラ、削減義務化
循環利用新法、来春にも施行
プラスチックごみを削減し、循環利用するよう促す新法が4日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。
コンビニエンスストアなどにストローやスプーンといった使い捨てプラ製品の削減を義務付けるほか、製造から販売、使用後の各段階でプラ素材の使用抑制やリサイクルを強化する。
2022年4月にも施行する。
新法はコンビニなど小売りや飲食店、ホテルに対し、使い捨てプラの削減を義務付ける。
具体的に取り組むべき対策は今年10月ごろまでに定めるが、
▽紙や木などの代替素材や植物由来プラ、再生プラへの転換
▽有料化
▽提供を辞退した客へのポイント付与
などのいずれかを求める見通しだ。
対策が不十分な事業者には国が指導や勧告、命令を行う。
命令に従わない場合は50万円以下の罰金を科す。
リサイクルの強化では、市区町村が行うプラ資源ごみの収集で、トレーなどの容器包装だけでなく文房具やハンガーといった製品も一括回収する仕組みを創設。
住民に分かりやすい分別方法とし、より多くのプラ製品がリサイクルに回るようにする。
製造段階では、再生プラなどを使って作られた製品を国が認定する制度を整備。
認定製品にはマークを付けるなどして周知し、企業や消費者にこうした商品を選ぶよう促す。
メーカーの取組の一例
津山朝日新聞 2021.6.4
使い捨てプラ、削減義務化
循環利用新法、来春にも施行
プラスチックごみを削減し、循環利用するよう促す新法が4日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。
コンビニエンスストアなどにストローやスプーンといった使い捨てプラ製品の削減を義務付けるほか、製造から販売、使用後の各段階でプラ素材の使用抑制やリサイクルを強化する。
2022年4月にも施行する。
新法はコンビニなど小売りや飲食店、ホテルに対し、使い捨てプラの削減を義務付ける。
具体的に取り組むべき対策は今年10月ごろまでに定めるが、
▽紙や木などの代替素材や植物由来プラ、再生プラへの転換
▽有料化
▽提供を辞退した客へのポイント付与
などのいずれかを求める見通しだ。
対策が不十分な事業者には国が指導や勧告、命令を行う。
命令に従わない場合は50万円以下の罰金を科す。
リサイクルの強化では、市区町村が行うプラ資源ごみの収集で、トレーなどの容器包装だけでなく文房具やハンガーといった製品も一括回収する仕組みを創設。
住民に分かりやすい分別方法とし、より多くのプラ製品がリサイクルに回るようにする。
製造段階では、再生プラなどを使って作られた製品を国が認定する制度を整備。
認定製品にはマークを付けるなどして周知し、企業や消費者にこうした商品を選ぶよう促す。
メーカーの取組の一例
津山朝日新聞 2021.6.4