令和7年1月3日
AKファーム作業日誌
AKファームでは、基本的に2年3作のブロックローテーションに取り組んでいます。
米⇒麦(せときらら)⇒大豆(もち大豆)
令和5年産・6年産の大豆生産量は、目標(150kg/10a)の半分に達しない状況にあります。
令和6年産は今日現在で、34%の収穫が完了し、選別前の平均収量は、123kg/10aです。
まさに、現代農業2月号の表題の通りです。
【もち大豆とは】
グリシニン(タンパク質)含有量が多く、加熱するともちもちした食感を有する在来種の大豆。
一般的な品種と比較すると大粒で約3割重く、ショ糖をはじめとした糖質含量が高く甘味が強い。
大豆を専門に取り扱う流通業者からこれらの品質が高く評価されている。
国内生産量わずか0.01% 希少な日本在来種「もち大豆」
兵庫県や鳥取県・岡山県で伝わる「もち大豆」という在来品種の大豆。
もち大豆といえば兵庫県 佐用町が有名ですが、第一にもちもちとした食感が特徴的。
甘みやコクが強く、風味豊かな大豆です、豆腐用として、契約栽培しています。
味噌や煮豆、豆腐などに加工しても美味しい。
通用しない従来の暦 品種と播き時、本気で見直すしかない。
巻頭ページに、
収量が高く豆腐に利用できるダイズ新品種「そらみずき」と「そらみのり」を育成
(2023年11月09日)
農研機構は、収量が高い米国品種と加工適性が高い日本品種との交配から、
多収で豆腐に利用できるダイズ新品種「そらみずき」と「そらみのり」を育成した。
「そらみずき」(関東146号)は関東~近畿地域
「そらみのり」(九州187号)は東海~九州地域が栽培適地
いずれも既存の品種と比較して3割以上の多収が見込まれ、ダイズの安定生産と供給に貢献することが期待される。