今日は昨日(1/6)紹介したINDEX関数の複数範囲の実例を紹介したいと思います・・・
下の図の場合・・・
今日の小技は如何でしたか?
- =INDEX(範囲,行位置,列位置,領域番号)
※ セル範囲形式と云って範囲は複数指定出来ます。
詳細説明は1月6日を参照して下さい。
下の図の場合・・・
- セルA1からセルC6、セルE1からセルG6に一覧表があります。
- セルA8に地区を書き込めるようにしています
- セルC8はセルA8に書き込まれた地区が何番目のセルか調べます
地区は一覧表の一行目ですから・・・=MATCH(A8,A1:G1,0)・・・(1)図
- セルC8はセルA8に書き込まれた地区が何番目のセルか調べます
- セルA9には何月分か書き込めるようにしてます
- セルC9はセルA9に書き込まれた月が何行目か調べます
- セルC8が関東地区の場合、5列目のセルですから・・・C8=5
- セルC8が関東地区で正しければセルA9の月の行は一覧表のセルE3からセルE6から調べます
・・・=MATCH(A9,E3:E6,0) - セルC8が関東地区では無い場合セルA9の月の行は一覧表のセルA3からセルA6から調べます
・・・=MATCH(A9,A3:A6,0) - これを論理関数のIF関数に当てはめます
・・・=IF(C8=5,MATCH(A9,E3:E6,0),MATCH(A9,A3:A6,0))・・・(2)図
- セルC9はセルA9に書き込まれた月が何行目か調べます
- セルA10には都市名を書き込めるようにしてます。
- セルC10はセルA10に書き込まれた都市が何列目にあるのか調べます。
- セルA8が関東地区の場合・・・A8="関東地区" 注:(2)図のC8=5でもいいのですが・・・
- セルA10が関東地区で正しければ都市の列は一覧表のセルE2からセルG2から調べます
・・・=MATCH(A10,E2:G2,0)
- セルA10が関東地区では無い場合セルA10の都市の列は一覧表のセルA2からセルC2から調べます
・・・=MATCH(A10,A2:C2,0) - これを論理関数のIF関数に当てはめます
・・・=IF(A10="関東地区",MATCH(A10,E2:G2,0),MATCH(A10,A2:C2,0))・・・(3)図
- セルC10はセルA10に書き込まれた都市が何列目にあるのか調べます。
- 準備は出来ました・・・
- セルC11に書き込んだ都市のデータを表示します。
- セルC8が1の場合、すなわち1番目のセルですから関西地区の場合・・・C8=1
- 一覧表セルA3からセルC6・一覧表セルE3からセルG6の中から
・・・=INDEX((A3:C6,E3:G6),行位置,列位置,領域番号) - 行位置はセルC9に出てますから・・・=INDEX((A3:C6,E3:G6),C9,列位置,領域番号)
- 列位置はセルC10に出ていますから・・・=INDEX((A3:C6,E3:G6),C9,C10,領域番号)
- 領域番号は関西地区の場合・・・A3:C6ですから1番目・・・1
・・・=INDEX((A3:C6,E3:G6),C9,C10,1)
関東地区の場合・・・E3:G6ですから2番目・・・2
・・・=INDEX((A3:C6,E3:G6),C9,C10,2) - これを論理関数のIF関数の当てはめます
・・・=IF(C8,INDEX((A3:C6,E3:G6),C9,C10,1),INDEX((A3:C6,E3:G6),C9,C10,2))
- セルC11に書き込んだ都市のデータを表示します。
- これでデータが表示されました
今日の小技は如何でしたか?
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