Excelで損益分岐点の計算 !?
そもそも損益分岐点ってなに??
それは…利益ゼロの売上!!
モノを販売する場合には、必ず、仕入れ値や材料費等の経費は掛かってきますよね。そこで、今日はExcelの機能を使って、簡単に計算できる方法を書いて置こうと思います。
これは、製造者であれ…販売者であれ…同じように掛かってきます。
そこで、販売単価を幾らにすれば最低限損をしないのか…また、販売単価が決まってる場合には、いくつ販売すれば損をしないのか…という利益ゼロの売上の計算をすることにより単価を決めたり、販売個数の目標を定めたりしなければなりません。このポイントを損益分岐点と云います。
- 【損益分岐点を計算する方法】
- 例えば、今回は販売単価が2,500円と決まってるので何個販売すれば元が取れるのかというのを計算してみます。
現在、50個の販売数では61,000円の赤字となってます。
- 例えば、今回は販売単価が2,500円と決まってるので何個販売すれば元が取れるのかというのを計算してみます。
- 今回は、ゴールシークという機能を使用するのですが表の中に数式が入力されていなくてはなりませんので、数式が入力されてるか確認するためリボンの『数式』タブをクリックします
- 次いで、『数式の表示』を選択すれば表の数式が表示されます。
- 数式が入力されてるのを確認したら再度『数式の表示』をクリックして元に戻します
- 先ず、リボンの『データ』タブをクリックします
- 次に『What-IF 分析』を選択します
- 開いたメニューの中から『ゴールシーク』を選択します
- すると、ゴールシークのダイアログが開きますので上段の数式入力セルの箇所には現在マイナス表示になってるセル『$C$9』と絶対参照で入力もしくはマウスで指定します
- 次に、中段の目標値は原価と販売がギリギリ等しくなる『0』を入力します
- 次に、下段の変化させるセルには販売数を変化させたいのでセル『$C$4』と絶対参照で入力するもしくはマウスで指定します
- 最後に『OK』をクリックします
- すると、販売数が74になっており、利益が0になってますよね。
単価が2,500円と決まってるのであれば最低74個の販売で損得無しのチャラということになります。
- すると、販売数が74になっており、利益が0になってますよね。
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