災害時に発信情報が…
高齢者に無料でスマホ貸与してみたら!?
渋谷区で事業を二年間実施!!
デジタルデバイド(情報格差)による取りこぼし・・・在ってはならないことだとは思います・・・渋谷区高齢者デジタルデバイド解消事業~研究成果報告書(概要版)~
そう・・・全ての人がある程度のデジタル知識を共有できるのなら、そのような心配も少なくなるとは思うのですが・・・
残念ながら、現実とはなかなかそうはいきません・・・このことは地方に限らず大都市でも同じことのようですね。
渋谷区が高齢者デジタルデバイド解消事業を行った背景として・・・
2019年の台風19号で警戒レベル4の「避難勧告」発令の際、渋谷区では避難所を開設し情報発信するも、避難所に避難した人の5割が20~30代の若者で避難した高齢者は1割にも満たなかったらしいんですね、その時点での65歳以上の高齢者43,000人のうち4人に1人がスマートフォン持っていなかったため避難所の情報等が届かなかったようなんです。
実証実験開始直後、利用者の「希望する連絡方法」はLINEが10.5%、郵送が79.5%だったにも関わらず、2年後の端末返却時にはLINEが38.6%にまで増加したらしく、多くの人が便利さを体感されたようですね。
さらに、実証実験開始時、「災害時に情報を得る媒体」という質問に対し、「スマホ」と答えた人の割合は33.2%だったようですが、実証実験終了時には58.4%にまで増加していたようです。
そして、実証実験後、67.5%が自身のスマホを「購入した」と、さらに15.3%が「今後購入予定」と答えたようで、8割以上がスマホの購入意欲を示したという調査結果となったようです。
この結果を見ていて、人って新しいものに対しては「難しそう…だから、今まで通りの方が楽やし良い…だろう…」と取り入れようとする努力より努力しない方の心理が働いてしまうのではないのでしょうか!?
周りの人達を観ていても、のっけから「解らへん!」を連発されてしまう人が多い気がします。そうではなくて「解らへんから教えて!!」と前向きに物事を捉えて頂けたら、一人でも二人でもこのデジタルデバイドから脱却できると思うのですが・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます