ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

1万本のクモの糸からバイオリンの弦!?

2012-04-21 | トーションレース&繊維資材

リリヤンロー引手口

長さ 37~40cm 
2本セット 432円(税込)


 新しいものを創り出す・・・

 これは言葉では簡単なのだが、

 非常に難しいことだと実感している。


 昨日のニュースを見ていて

 奈良県立医大の教授がクモの糸から

 バイオリンの弦を創られた・・・と


既に世界のプロの演奏家からの問い合わせがあるらしい・・・

1万本の糸を集めるのに、クモの数は100匹は必要だとのこと・・・何とも、夢というのか気の遠く成るお話ではあるが・・・


今朝はこの件に関するコラムを紹介します。

~以下、4月21日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
 歌人の斉藤史さんにゴキブリをあわれんだ一首がある。<き声をもし持つならば愛さるる虫かと言ひてごきぶりたたく>。神様がもうひと工夫して下されば良かったのに、と同情を寄せている。寄せても、最後は叩くのだが
「神様のもうひと工夫」が欲しい気持ちは、クモも同じだろう。とりたてて悪さはしないのに、見た目で損をしている。どうせおいらは美しいものに縁のない嫌われ者よ・・・・と嘆く彼らに面目一新の朗報かもしれない
1万本のクモの糸を束ねたバイオリンの弦はナイロン製の弦よりも丈夫で、音質も優れていたという
奈良県立医大の大崎茂芳特任教授(生体高分子学)が米国の物理学会誌に発表した。ナイロン弦に比べて強度は4割、弾性は3割高く、プロ奏者が弾き比べたところ、より柔らかく深みのある音が出た、との高評価を得たという。神様の知られざる"ひと工夫"であったかどうか
堀口大学に『ハンモック』という詩がある。<蜘蛛くもが張ったハンモックに/ちょうが載って揺れる/金の円光に包まれて・・・・>。気のせいか、そよ風が金色の糸と奏でる音楽が聞こえるようである。


このニュースに接して・・・弦を創る工程を考えれば大変な作業なのだが・・・なぜか口許がほころんでくる・・・

たまにはこんな夢のあるニュースも必要ということだな・・・

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