ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

木香薔薇と藤と『すずめ』

2013-04-18 20:18:55 | 短歌
今日は風が強いけれど、
気持ちのいい一日でした。

にゃんこのお魚買いにおでかけしたところ、
きれいなお花が!


満開の木香薔薇です!


夢中で撮っていたら、何かいい香りがします。
はて?? 木香薔薇に匂いはないはずだけれど。


なんと奥に藤が満開なのでした。


ここのお宅でも木香薔薇と藤がセットになっています。


ああ、いい匂い。(藤がww)


そして帰ってきたら藤島秀憲さんの
第2歌集『すずめ』が届いていました。
韻を踏んだわけではないのですけれど。


何といってもこの表紙の2羽がかわいいですにゃ❤


このすずめちゃんの歌から始まって

 
まだまだすずめちゃんの歌があるのです。

昨日の現代歌人協会公開講座では、
藤原龍一郎さんが藤島さんの
第1歌集『二丁目通信』を、
「あたらしい家族詠」と紹介なさっていました。

佐佐木幸綱先生はそれに続けて
「現実とは少しずらした架空の世界を作り、
そのずらし方に力を注いでいる」と。

息子が母をそして父を介護していた
二丁目の世界は
どんなふうに変わったのでしょうか。
切ない恋の行方は?

読むのが楽しみです❤



猫研究隊おでかけ日和①--東京タワーな1日

2013-04-18 13:16:00 | 猫研究隊おでかけ日和
こんにちは(*^_^*)

研究隊の研究日にとっておいた一日ですが、
あまりに辛い作業が続くので
気晴らしにおでかけをすることにしました。

[東京タワー]「山本作兵衛展」→
フットタウン「蕎麦さつま」でランチ
→大展望台→特別展望台→[増上寺]→
黒豚しゃぶしゃぶ「うんまかぁ麻布台店」で夕食


先日訪れた森鴎外記念館で
偶然目にしたチラシ「山本作兵衛展」。
世界記憶遺産というのを是非見てみようではないかっ。

・・というわけで、おでかけしました。

筑豊炭鉱の記録絵画、明治期が中心ですので、
「研究対象の歌集の背景をさぐる」という
大義名分が・・(・ω・;A ←根がまじめ


佐佐木信綱『思草』より

・地(つち)の底三千尺の底にありて片時やめぬつるはしの音

明治34年のみちのくの旅、
1年半前に続く2度目の旅で
磐城炭鉱の坑内を見学しています。

詞書に「炭鉱社員中山氏竪抗斜坑などをいとつばらに導かる。
坑夫の生活坑夫の家居心とまるふし少なからず。」

初出は明治34年6月の「心の花」。
「三千」は「三百」でありました。
300尺は約100メートルでしょうか。

信綱が実際に100メートル下ったのか。
改作の三千尺のように「たくさん」の意味なのか。
100メートルは実際に道案内の
中山氏の説明に出てきた数字かもしれません。


「山本作兵衛展」
山本作兵衛が炭鉱夫をしていたのは、
明治38年から昭和33年まで約50年間ですが、
7、8歳から家族とともに炭坑に下り
働いていたようです。

残された絵画はわら半紙や画用紙に
水彩絵の具で描かれていますが、
リアルな力強さと不思議な美しさに満ちています。

石炭の増産、鉄道の整備は
明治の富国強兵政策の一環であり、
川船頭であった山本作兵衛の父も
また鉄道に職を奪われて炭坑に下った一人です。

日清戦争(明27-8)、日露戦争(明37-38)の勝利は
力の、暴力による支配を産み、
炭鉱での子供の生活、遊びにまで
影響を与えていました。

それはゆるやかになった時期もありますが、
第二次世界大戦が終わるまで
続いたのかもしれません。

いろいろなことを考えさせられる展示でした。

さて、前後しますが、
東京タワー見物に戻ります。


朝、よいお天気です。
東京タワーからの展望が楽しみです
近所の公園に花水木が満開。


ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)。
英名ペリウィンクル。
T中さんからお尋ねのあったお花てす。


畑では抜かれ捨てられた菜っ葉の菜の花が
元気に首をもたげています。


残念ながら駅から富士山は見えません。
霞んでいます。


赤羽橋の駅を出たところ。
正面にタワー。


「東京タワー下」から坂道です(・ω・;A ぜーはー


かなり登ります。


やっと着いたです・・。

 
鯉のぼりがたくさん・・。

赤羽橋からですと、
東京タワーフットタウン2階に着きます。
どうりで坂がきつかった・・。

夕食は飲むので、昼は軽く済ませようということになり、
「蕎麦さつま」でランチ。


まぁこんなものかな。東京タワーですから。
ノイバラおろし蕎麦炊き込みご飯付き。


Hちゃんは意外ながっつり系。


F島さんは鉄火丼つき。


まず地上150メートルの大展望台へ。
エレベーター内。

 
大展望台2階に着きました!


うっ・・・?


ここで突然、恐怖感に襲われ、
床が揺れる・・・。

窓に近づくことができません。
高所恐怖症?(・ω・;A

なるべく窓から離れてぐるっと回ります。

東京タワーの形のペットボトル入りのお水発見♪
おみやげにします。


わーい♪ きらきらだぁ♪

  
床が揺れている状態ですので、
景色どころではありませんが、
とにかく撮ります。


地上250メートルの特別展望台も
チケットを買ってあったので行きます!
(・ω・;A ええ まいりますとも

  
真ん中の壁にへばりつきながら、
景色のみを撮るです・・(´;ω;`)

   


下りのエレベーターを待っています。


下りはシースルーエレベーターですにゃ。

 

大展望台の1階にはルックダウンウィンドウがあります。


こわくて見られないノイバラです。
撮影:F島さん

 
飛行船です!

 
こっちのウィンドウのほうが大きい(´;ω;`)
撮影:F島さん


下りはエレベーターの天井が違います。
お日様かな?


下から見上げました。


東京タワー前のモニュメント。
南極越冬隊の置き去りにされたワンコたち。
置き去りにしたり、モニュメント建ててみたり、
なんて勝手なニンゲン。
ニンゲンに生まれてごめんなさい。
純粋な信頼を裏切ってごめんなさい。


増上寺をお散歩します。

  
広いなあ。


お寺の屋根には東京タワーがよく似合う。

 
お茶室があるというので来てみましたが。


月に一度、第4日曜日のみのオープンです。

 
塀が高いのですが、何とか建物を撮りたくて
ぐるぐる廻ってみます。

 


こんなところからもタワーが。

       

 

プリンスホテルのローソンを見学などしているうちに
そろそろ5時ですので、お食事処に向かいます。


外国のように楽しい観光バスが走っています。

黒豚しゃぶしゃぶ「うんまかぁ」


喉がかわきました。
乾杯❤おいしい❤

研究隊ではF島さんとHちゃんに
それぞれおめでたい事が
あったのでお祝いです。


さすがに「東京タワーの見える席」です。


2人前頼みました。


しゃぶしゃぶ奉行は「おとうさん」です。
さっぱりと食べられて、大満足。
ありがとう❤


お野菜も入れます。〆は麺で。


一品料理を頼んでみることに。


さつまあげ4種。


お醤油は甘口でおいしいです。


タワーを見つつ。


人気ナンバーワンの豚の角煮。
たれがおいしかったので、ご飯を頼み、
たれをかけて食べましたにゃ❤


ライトアップされたタワー。


デザートはアップルパイwithアイスクリーム。
ワインで煮込んであるのでしょうか。
パイの中の林檎が紫できれいです❤
無言で平らげる3人・・。


そうこうするうに真っ暗に。
実り多い1日でした❤