みなさん、こんばんは(*^_^*)

12日までの「ボストン美術館ミレー展」、
寒いしどうしようかと迷ってましたが、
5年前に復元された三菱一号館美術館の
建物を見たことがなかったので、行ってみました。
ジョサイア・コンドル設計、
明治27年建設、昭和43年に老朽化のため解体。
原設計図通りに復元されたという建物が楽しみです。

東京駅から歩いてみました。
KITTEのすぐ裏です。

これこれ。入り口は中庭の方らしいです。

建物ぐるっと回ります。
パリの街かどみたいです。

地下室の明かりとり?

♪ステキな中庭です♪

美術館入り口はあそこかしら。

入り口からお庭を見ます。


館内、展示室以外は写真を撮ってもいいそうなので、
休憩所より中庭。

すてきですにゃ~。

階段を登りながら。

建物を楽しみながら、回廊のような館内を
ぐるぐると回ったのでした。

農民の画家と言われたミレー。
生まれもノルマンディ地方の小さな村グレヴィル。
生家は豊かな農家でしたが、パリの都会の生活にはなじめず、
フォンテンブローの森に隣接するバルビゾン村に
長く住んだのでした。

わたしはミレーの絵はあまり得意ではなかったのですが、
地平線の置き方、巧みな明暗を
比較していくと面白く見ることができました。
「牛に水を飲ませる女」など
同じテーマで数枚描かれたものがあり、、
年代によって構図や筆致の違いが認められました。

それから、「編物のお稽古」と「糸紡ぎ、座像」に
小さく描かれた猫を発見しました!
お部屋の奥と椅子の下です。
探してみてくださいね。
晩年の未完の「縫物のお稽古」にも
窓辺に猫がいて、
窓の外には緑が輝いていて、
生きたかっただろうと思いました。
亡くなる数ヶ月前、69歳で
2度目の奥さんのカトリーヌとの
結婚式をあげています。
最初の奥さんは病弱、3年でなくなり、
そのあと家政婦をしていたカトリーヌと知り合い、
一緒になり、9人の子供をもうけたそうですか、
家族の猛反対のため、婚姻届も
結婚式も後からになったのでした。
どこかで聞いたお話・・セザンヌの奥さんと
似ているのですね。
バルビゾン派の絵画は森や畑、室内が描かれていて、
色彩に乏しく、暗い感じがします。
今回の展示では、ボストン美術館所蔵作品だけでなく
改修中の静嘉堂文庫の陶磁器や、
三菱一号館美術館所蔵のルドン「グラン・ブーケ」が
展示されていました。

ことに「グラン・ブーケ(大きな花束)」は素晴らしく、
バルビゾン派のくらい森を通り抜けたあと、
目が覚めるようでした。
新しい画材パステルと出会ったルドンは
「色彩と結婚した」と表現したそうですが、
あまりの幸福に私も絵のまえの椅子に座りこみました。
人の背よりも大きなこの絵は青い壷にオレンジ、黄色、青など
とりどりの花が溢れていて、ほかの15枚の絵とともに
パトロンのドムシー男爵の城の食堂を飾ったそうです。
他の15点はオルセー美術館所蔵、
一番大きなこの絵は城から出たことなく
人の目に触れることがなかったそうです。
その絵がどういう経緯で日本のこの美術館に来たのか。
詳しいことは分かりませんが、
ものすごく幸せになれる絵です。
この絵はルドン61歳の絵。
このあと亡くなる76歳までの間に
数々の依頼を受け、大作を仕上げてゆくのです。

楽しかったです。
こちらが出口。

今度、付属のカフェに行ってみたいです。

帰りには屋根に夕日が当たってきれいでした。

12日までの「ボストン美術館ミレー展」、
寒いしどうしようかと迷ってましたが、
5年前に復元された三菱一号館美術館の
建物を見たことがなかったので、行ってみました。
ジョサイア・コンドル設計、
明治27年建設、昭和43年に老朽化のため解体。
原設計図通りに復元されたという建物が楽しみです。


東京駅から歩いてみました。
KITTEのすぐ裏です。

これこれ。入り口は中庭の方らしいです。


建物ぐるっと回ります。
パリの街かどみたいです。



地下室の明かりとり?

♪ステキな中庭です♪



美術館入り口はあそこかしら。




入り口からお庭を見ます。



館内、展示室以外は写真を撮ってもいいそうなので、
休憩所より中庭。


すてきですにゃ~。



階段を登りながら。


建物を楽しみながら、回廊のような館内を
ぐるぐると回ったのでした。

農民の画家と言われたミレー。
生まれもノルマンディ地方の小さな村グレヴィル。
生家は豊かな農家でしたが、パリの都会の生活にはなじめず、
フォンテンブローの森に隣接するバルビゾン村に
長く住んだのでした。


わたしはミレーの絵はあまり得意ではなかったのですが、
地平線の置き方、巧みな明暗を
比較していくと面白く見ることができました。
「牛に水を飲ませる女」など
同じテーマで数枚描かれたものがあり、、
年代によって構図や筆致の違いが認められました。

それから、「編物のお稽古」と「糸紡ぎ、座像」に
小さく描かれた猫を発見しました!
お部屋の奥と椅子の下です。
探してみてくださいね。
晩年の未完の「縫物のお稽古」にも
窓辺に猫がいて、
窓の外には緑が輝いていて、
生きたかっただろうと思いました。
亡くなる数ヶ月前、69歳で
2度目の奥さんのカトリーヌとの
結婚式をあげています。
最初の奥さんは病弱、3年でなくなり、
そのあと家政婦をしていたカトリーヌと知り合い、
一緒になり、9人の子供をもうけたそうですか、
家族の猛反対のため、婚姻届も
結婚式も後からになったのでした。
どこかで聞いたお話・・セザンヌの奥さんと
似ているのですね。
バルビゾン派の絵画は森や畑、室内が描かれていて、
色彩に乏しく、暗い感じがします。
今回の展示では、ボストン美術館所蔵作品だけでなく
改修中の静嘉堂文庫の陶磁器や、
三菱一号館美術館所蔵のルドン「グラン・ブーケ」が
展示されていました。

ことに「グラン・ブーケ(大きな花束)」は素晴らしく、
バルビゾン派のくらい森を通り抜けたあと、
目が覚めるようでした。
新しい画材パステルと出会ったルドンは
「色彩と結婚した」と表現したそうですが、
あまりの幸福に私も絵のまえの椅子に座りこみました。
人の背よりも大きなこの絵は青い壷にオレンジ、黄色、青など
とりどりの花が溢れていて、ほかの15枚の絵とともに
パトロンのドムシー男爵の城の食堂を飾ったそうです。
他の15点はオルセー美術館所蔵、
一番大きなこの絵は城から出たことなく
人の目に触れることがなかったそうです。
その絵がどういう経緯で日本のこの美術館に来たのか。
詳しいことは分かりませんが、
ものすごく幸せになれる絵です。
この絵はルドン61歳の絵。
このあと亡くなる76歳までの間に
数々の依頼を受け、大作を仕上げてゆくのです。

楽しかったです。
こちらが出口。


今度、付属のカフェに行ってみたいです。

帰りには屋根に夕日が当たってきれいでした。