ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

映画「猫が教えてくれたこと」

2017-12-04 11:37:47 | 映画
みなさま、こんにちは(*^_^*)

あっと言う間に12月。
町はすっかりクリスマスの装いですが、
いかがお過ごしですか。

母が退院して10日ほどして、
ようやく少し落ち着きました。

「もとの生活に戻る」のではなく、
「新しい生活を始める」ことが必要となり、
母になじんでもらうのに毎日がバトルでした。

すっかり本人は元気になったつもりで
通院も自分で行くつもりだったようですが、
体力が落ちているので、多分、1人での外出は
数カ月先だと思います。
それまでは通院のつきそいが必要です。

家事も、本人にまかせておくと、
以前のとんでもない状態になりますので、
ほとんど私がやっています。
それが気に入らないらしく・・。

寒いのに薄着をして
たくさん暖房器具をつけようとしますので、
冬用の衣類にするように言ったり・・。

判断がとんちんかんな部分があり、
しっかりしている部分もあり、
時によっても違いますので、
うるさがられても一応全部チェックしないと・・。

・・という毎日ですが、
1週間ほとで、退院の興奮状態から冷めたらしく、
いつものお昼寝もするようになり、
だいぶ落ち着いたと思いますので、
ガスを使った料理は駄目だけど
ご飯は炊いてもよい、と
少し制限を解除しました。

電気ポットでお湯をわかしたり、
新聞を新しい新聞受けに届けてもらったり、
宅配弁当のシステムを理解してくれたり・・
新しいこともできるようになっています。
このまま、少しずつ自立してくれるといいのですが。

それで、ちょっとほっとしたので、
映画を見たり、図書館で調べ物をする余裕ができました。



ドキュメンタリー映画「猫が教えてくれたこと」


イスタンブールは猫の街なのだそうです。
のら猫というか、今の言い方でいうと「地域猫」が多いのです。


近代化でどんどん彼らが住める場所は減ってきていますが、
それでも、ネコの面倒をみる人たちがいて、
街かどでいろいろな猫の姿を見ることができます。


監督のジェイダ・トルンはイスタンブールで
猫に囲まれて育った経験を生かして
この映画を撮りました。


何匹かの猫が主人公になっています。

 
猫に関わった人たちの言葉がこころに沁みます。

 
猫が街にいる幸せ。


今あるものに満足する猫の生活は、
満足できずに不幸になっていく人間に
多くのことを教えてくれることでしょう。

ただの「猫かわいい」の映画ではない、
美しいイスタンブールの風景も楽しめる映画です。
猫好きなあなたに。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿