ノイバラ山荘

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映画「リスボンに誘われて」@Bunkamura ル・シネマ

2014-10-08 10:44:04 | 映画
みなさま、こんにちは(*^_^*)

秋晴れが続いていますね。
今夜は皆既月食だそうです。

夕方6時過ぎから欠け始め、
9時半に終わります。
楽しめそうですね。


「リスボンに誘われて」を観てきました。

タイトルからもう少しラブ・コメ風なものを想像していたのですが、
ポルトガルの40年前の独裁政権に対するレジスタント運動と革命を
背景とする思ったより重い映画でした。


原作は『リスボンへの夜行列車』、
夜行列車ですから・・
明るいだけの内容ではないと
想像がつきますね。


スイスのヴェルン、57歳の教師ライムントは
授業をほったらかしたまま、この夜行列車に乗ってしまうのですね。
ポルトガル女性に託された一冊の本が
彼の人生を替えるのです。


リスボンの夜景、きれいですにゃ❤
ライムントはアマデウの本を読んでいます。
本に登場する人物を訪ねて
作者アマデウの人生をたどっていくのです。


アマデウの妹と。
なんと、シャーロット・ランプリングが演じているのですね。


堅物で独り者のライムントに恋が?


アマデウの葬儀はカーネーション革命の日。
なぜ赤いカーネーションをささげているのか
わからなかったのですが、
帰ってから調べてみて分かりました。

棺の両側にはキーパーソン二人。
恋人エステファニアと親友であり革命の同志ジョルジェ。

赤がポイントとして使われているのです。
最初夜行列車に乗る時に持っていた赤いコート。
最後に再会したポルトガル人女性に返し、
彼女の衝撃の正体も判明するのです。


時間が現在と40年前を行ったり来たりするので、
演じる役者さんも違ってきて、
時々混乱するノイバラでした・・(・ω・;A

きっとリスボンにいらしたことがおありの方なら、
「あそこも出ている、ここも出ている」と
楽しまれることでしょう。

ノイバラがパリに訪れた後観た
「ミッドナイト・イン・パリ」のように。






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