ノイバラ山荘

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二つの展覧会----山種美術館と「デュフィ展」@Bunkamuraミュージアム

2014-07-01 18:21:44 | 美術
みなさま、こんばんは(*^_^*)

午後さっと降って、
また青空がひろがってきました。


山種美術館「クールな男とおしゃれな女」


雨の中、ひさしぶりの美術展です。
チケットをいただいたので
行ってまいりました。


池田輝方「夕立」。
これは屏風の右雙ですが、左雙との
構図のバランスが素晴らしいと思いました。


守屋多々志「慶長使節支倉常長」
遠景と近景の色彩の使い分けがモダンです。
常長の袖の青がおしゃれなんですね。

全体的に着物や武具にポイントをしぼって
解説してあるのですが、
ファッションに疎いノイバラには、
今ひとつぴんと来ませんでした。

着物に造詣の深い方がご覧になると
また違った楽しみ方ができるのかもしれません。



もうひとつの展覧会は
渋谷Bunkamuraミュージアム「デュフィ展」

Bunkamuraは何回かがっかりさせられた覚えがあるので、
どうかな~と疑いながら行ったのですが、
デュフィは素晴らしかったです。


「ニースの窓辺」
青が素晴らしいのです。

「ヴェネネツィアのサンマルコ広場」「シーツの上の裸婦」
「ゲルマ袋小路のアトリエ」など、青が効果的に使われていて、
大好きな作品です。


音楽が聞こえてくるようなと形容されますが、
音楽に疎いノイバラには、1枚を除いて
聞えてきませんでした(´;ω;`)


唯一聞えたと思った「オーケストラ」。


バッハは赤。


ドビュッシーは黄緑。

これらの色を選んだのはわかるような気がします。
ご家族に音楽家が多かったのですね。


テキスタイルデザインと
ドレスのデザインが面白かったです。

ファッションデザインまでやってしまうとは、
なんて器用な方なんでしょう。

ぴんときて生年月日を見てみたら
1877年6月3日。
ノイバラも双子座ですが、
デュフィも双子座。
同族の匂いがすると思いました~。

横道にそれましたが・・(・ω・;A


陶芸の作品も出品されていて、
これもおもしろかった。
左の方に壺が4つならんでいます。

近所に住んでいた陶芸家が形を作り、
デュフィは絵付けをしたのですが、
掻き落としの技法を使って、
現代的な仕上がりとなっています。

庭のジオラマのような作品もあり、
こちらは造形から行ったようです。


晩年の花の水彩は軽妙で楽しかったです。


大好きなレストラン「ドゥ・マゴ・パリ」でランチにします。

座っているだけでパリの気分になれるのです。


本日のパスタランチはチケットの半券を見せると
ワンドリンクサービス。


ズッキーニのパスタに紅茶を楽しみました。
パスタもポットでサービスされる紅茶も、
感動的においしいのです。

体の芯からむくむくと
力がわいてくるようなおいしさです。


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