ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

台風のあと

2009-10-08 19:59:29 | 日常
  
中央線が止まり、あちこちで橋が冠水し、
出勤できないスタッフもいましたが、
台風は駆け足で過ぎ、
工房が開くころには強風で雲が吹き払われ日が射してきました。

     
水溜りの落ち葉があまりに綺麗で。

 


お昼になると、蝶や蜻蛉が飛んでいるのに会いました。


どんぐりがたくさん落ちています。

「台風のおかげでだいぶどんぐりが落ちたね。」
「明日、○○に拾いにいきましょうか。」
「ああ、いいね、晴れているから明日には乾いているだろう。」
「松ぼっくりはどうしましょう。」
「松ぼっくりのほうが急務だね、それも拾おう。」
「わかりました。」

(´・ω・`) これはリスの会話ではありません。

スタッフルームでの40代と30代男性、上司と部下の会話です。
メニューの「森のおとしもの」のための木の実確保の任務なのです。
すでに職場の庭のどんぐりは拾われていて、
スタッフのお弁当などを入れる冷蔵庫の冷凍室にぎっしり入っています。
冷凍庫を開くと、リスの気分。
(-ω-)ああ、これでこの冬は安泰だわ。(いや、1年分ですから)

秋に「どんぐり拾い隊」の任務が終了すると
「どんぐり磨き隊」の出番です。
虫に食われたのなどを取り除き、
ひとつひとつを丁寧に布で磨くのです。
この忍耐強さが要求される仕事は
受付の40代男性の仕事です。
車椅子の彼は、力仕事が出来ませんので、
お客さまがいらっしゃらないときは、
ひたすらどんぐりを磨いています。
ここでぴかぴかになると、
「森のおとしもの」のコーナーのどんぐり箱へ。
子どもたちが木の枝や木の実を接着して、立体作品を作るのです。

今日、夏休み後半のお客さまの陶芸作品
約500個の施釉、窯詰めが終わりました。

残った時間はハロウィーンの飾りつけの準備。
「小顔になるから」とノセられて、オレンジ色の風船をひたすら膨らませ、
マジックでお化けカボチャの顔を描きます。
風船を膨らませるところからわくわくして、
顔を描いていると、文化祭の準備をしている気分♪

インフルエンザや失業や児童手当の話などをしながら、
黒い目鼻や裂けた口を描きました。
ビニール袋に出来上がった風船を詰めて、仕事は終りです。


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