横浜市では、2月7日(月)午後、動物愛護の協議会が開かれます。
ところが、開催のおしらせが、市役所の掲示板を見るしかないため、一般市民は知ることができません。
今回は、5月にオープンする愛護センターの条例制定や、動物愛護条例の一部改正など、今後横浜市の動物行政を大きく変える内容の審議です。
市は、なぜ隠そうとするのか、不可解な実態を、ののちゃんが解説します。
きょう、登場するのは、
ののちゃん 、 茶っくん(お友だち)
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眉間(みけん)にシワよせて、また何かあったな~ ?
これは、模様なの! 今回は、横浜市だよ。
なんせ、人口370万人近くいるからね、犬猫もいっぱい…
市には、市の動物関係の仕事を、客観的に点検してもらおうと、市役所以外の学者や関係者による協議会があるんだよ。
ぉ~、いい仕組みじゃん ♪
「人と動物との共生推進よこはま協議会」って言うんだけど、通常の審議会や協議会は、開催予定が市の情報提供要綱に従って、ホームページや広報に掲載されるんだ。
ひょっとして、ホームページ載らなかったの?
開催のお知らせは、ここだけっ
エッ、ウソォ~。こんなの、だれも気づかないじゃん。
ボクなんか、そういうお知らせが、ここに貼ってあることも知らなかった…
担当課の食品衛生課に聞いたら、「市の審議会等の設置運営要綱で定めた協議会でないから、そうしたルールは適用されない」っていうんだ。
だからって、 この小さい字に気づく人はいないよねー
これを見て、初めて議題がわかるんだよ。
エッ、そんなの情報隠しじゃん。
委員だって、各団体の代表や大学の先生だよ。出席した委員に税金で日当を払っているし、ほかの協議会と中身は一緒じゃん。
で、なんで、要綱で定めた協議会じゃないんだ…
要綱外の協議会だから、開催の仕方がメチャクチャ。
この、 「申し込み方法」って言うのを見て…
「申し込み」が、問題なの
そぅ。本来要綱で定めた審議会等は、審議会公開要綱が適用されるんだ。
要綱では、傍聴は先着順か抽選。
ところが、今回4日締切りで電話申し込みになっているの。
これだと、担当課が来てほしくない人には、「あいにく、満席になった」と断ることができちゃう。
そんなの排除じゃないか…
怒るのはまだ早い。これまで傍聴者にも委員用資料をくれたのに、前々回から、配らなくなったんだよ。
理由は、「要綱外の会議だから…」。
要綱では、「傍聴者に会議資料を配布するものとする」って、審議会公開要綱7条で決まっているよ。
ほかにも、ありそうだねー
最も茶番なのはこれ。 市の「審議会の基本的な考え方」の中に、「第三者機関であるため、市の職員は原則、任命しません
」って、言明しているんだ。
どゆこと…
つまり、第三者に点検してもらうのに、その案を作った市の職員が入ったら、「自分で作って自分で評価することになっちゃうわけ…」
わかるかわる…
ののちゃんが料理して、自分で「何て美味しいんでしょう…」って言ってるもんね。
まっ、そ~いうことだけど、この協議会には、素案を承認した課長自身が委員になって意見を言っているよ。
ヒョエー。 相撲協会に負けない八百長だ~
チッチ。 まだあるよ。
会議録を作ってはいるものの、A4判ペラ1枚の薄い内容。
本来、、審議会公開要綱8条では、「ホームページで公開」しなくてはならないんだけど、これも「要綱外会議」なので、「現状でいい」って言うんだよ。
エッ、ちょっと待って。どんな会議だろうと、税金でしかも市民の声を聞く会議の記録が読めないなんて、おかしくなぁい
この、ペラペラ1枚の議事録は、公開の会議だからもらえると思ったら、情報公開請求して2週間待たされて、10円払い込みに市役所1階の横浜銀行に行って、それから食品衛生課に行ってもらわなくちゃいけなかったんだよ。
それってさ、もぅ嫌がらせなんじゃないの…
この協議会は、言い換えると、「大型のトラックだけど、法律上の車両じゃないから、信号無視とかルール違反は自由ですよ…」って言っているのと同じ。
でも、こんなところで決まった内容で、5月からの動物愛護センターが運営されてしまうんだから、ホント怖いね。
みなさんの都道府県・保健所設置市の審議会・協議会のようすはどうかな
2月 5日 朝 →ブリ水煮。 夕 →もうかサメ水煮
2月 6日 朝 →もうかサメ水煮。夕 →もうかサメ水煮
みなさん、このことの広報をお願いします。
前回の、横浜市のパブコメは 「コチラ」
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