今回、秋田県大館市を訪れて、出会ったのが忠犬ハチ公。
東京の渋谷駅だけにいるものとばかり思っていたので、
ちょっとびっくり…
そぅ…、ハチ公は、大館市出身なのでした。
戦前の話。
東京帝国大学の上野英三郎教授が、勤務中に脳溢血で急逝。
事情を知らないハチ公は、
9年10ヶ月の間、渋谷の駅前で帰らぬ主人を待ち続けたのです。
詳しくは、 大館市、 渋谷区観光協会
↓ 渋谷区ホームページから。
ところがこの2つのこの銅像には、
とんでもない戦争秘話が隠されていたのでした。
敗戦の2年前、鉄砲の弾や武器、鉄道の材料不足を補うため、
改正金属類回収令が出されたのです。
翌年両駅の2像はこのために撤去…
しかも、渋谷のハチ公は、
敗戦前日の1945年8月14日に溶かされてしまったのです。
もう、1日待てば、生き残れたのに…
(写真は)その後再建された2代目のもの
年表を見てね
戦前の銅像は、渋谷も大館も同じもので、
帝展(今の日展)審査員の安藤照が制作。
あの…鹿児島の西郷隆盛像を作った人です。…
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Wiki
1周忌のようす ↑
渋谷の銅像は、寄付で作られ、 鉄道省も賛同しました。
1934年の「銅像建設基金募集の夕」には、約3000人が参加。
同年の除幕式には、有名人らが300人も集まったのです。
2代目銅像 ↑
その、銅像を鉄道省が指示し、溶かして機関車の部品にしたのです。
大館の銅像も溶かされ、武器・砲弾か鉄道の部品されてしまいました。
写真は、戦後3年目に再建された2代目像
[8/31]追補 ちなみにこの 2代目渋谷像の原型は、
「鹿児島市立美術館にある」ことがわかりました。
紅緒ままさん、情報ありがとう。
2代目像を制作しようとした(照の息子の)安藤士たけしは、
材料の銅が不足して困っていました。
父が作成した「大空に」が、空襲で焼け落ちた自宅の土中から、両腕が無い状態で見つかったので、これを溶かして原料としたのです。
大館市で主人がいなくなった台座は、
市内の秋田犬会館で保管され、
2004年に「望郷のハチ公」として再建されました。
顔は、合併前の生まれ故郷、仁井田村を向いています。
ちなみに、左耳が垂れているのは、晩年野犬に咬まれたため…
渋谷区も大館市も、金属供出を市民に強いた戦争の是非については、触れていません。
武器や砲弾のために、
市民のナベ釜まで徴収なければならなかった戦況は、
すでに、末期の末期ではなかったのか…
市民の思いがこもった銅像。
一級の美術品を、金属クズにしてしまう…
作者の気持ちは、いかばかりだったか…
家々に眠る古美術品も、同じ運命になってしまったのでしょう…
戦争は、歴史文化に取り返しのつかない惨禍をもたらすのです。
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夏の公園は、お花でいっぱい…
お花畑は、かすかに良い香りがします。
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雑草が茂って、一段上の縁が歩けません。
やワンコが来るので、慎重に歩いています。
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ここで、扇風機に巻き付けた、竹の爪とぎをご紹介。
白い手先の右横を見るとわかるように、
輪切り状にノコ切りの歯跡を付け、爪が引っかるようにしています。
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夏は、網戸のそばでゴロンです
おなかを思わずモフモフしたくなるかなぁ~
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トウモロコシの季節…
藤沢市のジャーちゃん農園で買いましょう…
カワイィ店員さん… ちょっとバテ気味
メカジキのあらで、フライとそぼろを作り、
ひき肉状のそぼろは、ズッキーニと炒め煮に…。
おかずの説明は、画像にマウスを乗せてね!
フクミミは、山梨の郷土野菜でピリカラのピーマンって感じ…
卵は、県立農業高校の平飼いのもの。
夏のオススメレシピ
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