バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
ブラック・スワン
映画の「ブラック・スワン」を見てきた。
・・・これってようするにバレエをモチーフにした、グロい作品を作りたかったのだろうか。表向きは芸術に立ち向かう主人公の苦難を描くという、よくあったバレエ関係の映画と同じにゃんだけど、表現がやたら痛い系。“紙で手が切れた”みたいなささいなこと(実際には映画には出てきませんが)から、普通にはあって欲しくないよーなことが次から次へと出てくる。
でもその大半が実は主人公の妄想という、“妄想ならなんでもアリじゃん”っていうのを地で行ってる作品ではなかろーか。
もうひとつ、重要なポイントは「白鳥の湖」の黒鳥は、絶対に色気で王子を悩殺しないといけないという前提。まるで“ばーじん(笑)”には踊れないとでも言いたげな。それは芸術監督?の方針なんだろうけど、それによって優等生的な主人公はドツボにはまるという話。もう少し柔軟性のある監督なら、主人公のキャラクターを重視して、それこそ白鳥より楚々として気品のある黒鳥に仕立てたってよかっただろーに。(そうなると映画としてのストーリーが破綻しますけど)
いや、監督は主人公の奥底に眠る、彼女の悪の部分を買っていたのだ・・・と、無理して思えなくはないけど、それも女には絶対に悪女的な部分があると信じて疑わない?男性の思い込み?願望?が前提にある気が。
主人公は紆余曲折の果て、命と引き換えに悪魔的な部分を発掘して「完璧」な舞台を踊った・・・ということにゃんだけど・・・
でもそれって結局監督の言いなりになっただけだし、二幕?(全部が何幕仕立てなのかよーわからんが)のリフトで落ちてるぢゃん。どこが完璧なんだか?(話の腰ぼっきり!ですみません)
哀しい話で、後味がすこぶる悪かった。
ポードマンのバレエについては・・・深く追求しないでおこう。
ロング撮りが殆どないし、手振れカメラのよーに視点が定まらないカメラワークだし、おまけに早回しだし。
主だった登場人物も少ないし、セットの費用もかかってなさそうだし、どこに一番費用をかけたんだろう?(もしかしてポードマンのバレエレッスン代?保険料???)
・・・これってようするにバレエをモチーフにした、グロい作品を作りたかったのだろうか。表向きは芸術に立ち向かう主人公の苦難を描くという、よくあったバレエ関係の映画と同じにゃんだけど、表現がやたら痛い系。“紙で手が切れた”みたいなささいなこと(実際には映画には出てきませんが)から、普通にはあって欲しくないよーなことが次から次へと出てくる。
でもその大半が実は主人公の妄想という、“妄想ならなんでもアリじゃん”っていうのを地で行ってる作品ではなかろーか。
もうひとつ、重要なポイントは「白鳥の湖」の黒鳥は、絶対に色気で王子を悩殺しないといけないという前提。まるで“ばーじん(笑)”には踊れないとでも言いたげな。それは芸術監督?の方針なんだろうけど、それによって優等生的な主人公はドツボにはまるという話。もう少し柔軟性のある監督なら、主人公のキャラクターを重視して、それこそ白鳥より楚々として気品のある黒鳥に仕立てたってよかっただろーに。(そうなると映画としてのストーリーが破綻しますけど)
いや、監督は主人公の奥底に眠る、彼女の悪の部分を買っていたのだ・・・と、無理して思えなくはないけど、それも女には絶対に悪女的な部分があると信じて疑わない?男性の思い込み?願望?が前提にある気が。
主人公は紆余曲折の果て、命と引き換えに悪魔的な部分を発掘して「完璧」な舞台を踊った・・・ということにゃんだけど・・・
でもそれって結局監督の言いなりになっただけだし、二幕?(全部が何幕仕立てなのかよーわからんが)のリフトで落ちてるぢゃん。どこが完璧なんだか?(話の腰ぼっきり!ですみません)
哀しい話で、後味がすこぶる悪かった。
ポードマンのバレエについては・・・深く追求しないでおこう。
ロング撮りが殆どないし、手振れカメラのよーに視点が定まらないカメラワークだし、おまけに早回しだし。
主だった登場人物も少ないし、セットの費用もかかってなさそうだし、どこに一番費用をかけたんだろう?(もしかしてポードマンのバレエレッスン代?保険料???)
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