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ローラン・プティさん

昨日、振付家のローラン・プティ氏が亡くなられました。

読売オンラインニュース

「ダンシング・チャップリン」関係の報道で、ちらっとお見かけしたときには、お元気そうでしたのに・・・(うるうる)

記事では新国立や牧阿佐美での話しか載っていませんが、K-バレエでも「カルメン」や「若者と死」が何度か上演されてますし、猫的にやはり一番印象深いのは、くまさん♪のために作られた「ボレロ」。
約15分間、ずっと一人で踊り続けるという(おそらく)ハードな作品でしょうけど、くまさん♪はプティ氏と作品を作り上げた時間は、男の子が二人でプラモデルを一緒に作っているような、実に楽しい時間だったと(いうようなことを)話されていたように思います。世代のギャップはあっても、バレエに対する思いは、とても近いものがあったのではないでしょうか。

猫は~チケット取りに出遅れ、行けなくなったという方から譲って頂いて、どうにかこうにか初日をオーチャードの3階最後列で観ました(^^;
それでも舞台からの気迫はびしばし伝わってきましたね~。
幕が下りてからすぐロビーに出たところ、関係者(どういった方だかさだかではありませんが)の男性が、「成功だっ!」と叫んで、物凄い勢いでどこかに走っていくのに出くわしました。
なにしろ世界初の舞台、関係者も成功するかどうか、ホントのところ分からなかったのねえ・・・としみじみ思ったものです。
(猫はそのときココロの中でガッツポーズでしたが 笑)

その後「ボレロ」は1999年の大晦日、テレ東の東急ジルベスターコンサートでも上演されました。
ジルベスターでバレエ生中継というのは、初めてのことだったんじゃないかなあ・・・(その後は毎年のよーにありますが。、TVでバレエが放映されるときって、録画なことが普通・・・実は物凄く画期的で大変なことだったでしょうね!)。
猫はなぜかわざわざ実家に帰って、家族一同(今は亡き猫父も)TVの前に揃って観ました・・・。
とても幸せな思い出です~。

プティさん(親しみをこめて「プティじい」と呼ばせてもらってましたが~(^^;)
数々の素敵な作品をありがとうございました!心よりご冥福をお祈りいたします。
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