久々に自宅のパソコンを買い替えた。
今まで使っていたのは、win7のノートPCなのだが、7年近く愛用していた。非常に安定していたし、メモリーの容量も余裕であったのだが、さすがに今年になるとおかしくなってきた。
起動に時間がかかるだけでなく、不安定であり、ネット中にいきなり落ちることが頻発していたので閉口した。ただ長年愛用していたので、買い替えにはかなり迷った。今まで使ってきたPCの中では、ダントツに良かったからだ。
ちなみにメーカーは、東芝である。良い製品作っていた会社でしたよ。今じゃ散々みたいなのが残念ですが。
しかし、如何に愛用していようと、使えない道具はダメである。正直7年では経年劣化もあるだろう。そこでデーターなどを外付けのHDに移管して、次に備えた。
今回は、大手メーカー製のPCではなく、いわゆるBTOのPCにしてみた。ちなみにBTOとは、Build to orderで、要するに受注生産である。もっとも実際には、ある程度完成した状態で販売されている。メモリーの増量や、グラフィックボードなどを個別に注文できるも強みだ。
今までこだわってきたのは、win機であり、Officeが使えることであった。つまりエクセルとワードが使えれば満足であった。でも、今回は敢えてOfficeには拘らなかった。理由は簡単で、データー流出が怖いからだ。事務所のPCはサーバーにファイアーウォールを設けてある。某O商会の定期的なメンテもあり、ウィルスなどに感染しても、すぐに対応してくれる。
しかし、自宅のPC環境は、せいぜいアンチウィルスソフトを導入しているくらいだ。これでは怖くて重要なデーターを扱えない。だから3年以上、自宅のPCでは仕事はしていない。せいぜい、ブログ用の原稿を書くくらいで、後はもっぱらゲーム(苦笑)。
なので今回は思い切って、Office抜きで選定してみた。実は世界的に人気のPCゲームであるWOWSをやってみたかったのだが、これはゲーミングPCというハイスペック機が必要と分かり、予算の都合で断念。(歯の治療がなければ買っていたかも)
その代わり、7万ほどのノートPCでけっこう高性能かつメモリー余裕のBTO機をツクモで見つけたので、今回購入してみた。大手家電メーカー以外のものを買うのは初めてだ。
結果驚いた。とにかく速い、特に電源を入れてからの立ち上がりが従来のものとは比較にならないほど速い。今までの大手家電メーカーのPCは、Office以外にもいろいろなソフトが最初からインストールされていた。ここで、相当にメモリーを喰っていたはずだ。
しかし、今回のPCは基本的なソフト以外はなにもない。おまけにHDDからSSDとし、CPUもセレロンやペンティアムではなく、Core3iなので、処理速度が速いのも当然ではある。
おかげで非常に快適にPCを操作できる。後から追加でインストールしたソフトもいくつかあるが、メモリーを増設しておいたので、当分は余裕だと思う。意外だったのは、発熱量が少ないことだ。
今まで愛用していたノート型PCは、長時間使うとかなり本体が熱く感じられたが、新しいノートは格段に発熱が少ない。これなら夏場でもアイスノン不要だろう。
アイスノン? 実はここ数年夏場は、凍らせたアイスノンをタオルで巻いてビニールに包んでノートPCの下に置いていた。これをやると、やらないでは、落ちる確率が格段に違ったからだ。
これがなくなっただけでも、相当に快適だ。え?そんなこと、してたのは私だけかな・・・