またキャンプサイトAの写真、他にも幕営地はBCDEとあります
快晴、気温25度(AM7時30分)。確か、2年か3年前まではここの最高気温は30度を超えなかった。第1牧区の4頭三角点近くに設置されている温度計が記録したもので、探せばそれらの資料がどこかから出てくるはずだ。
その後も温暖化は進んでいる。すでにここでも30度を超えた夏があったかも知れないし、それが今年あたり、それもきょうになる可能性もないわけではない。
炎暑の夏を報じるニュースは毎日のように見るし聞くがが、その原因、対策、現状などについては以前ほど話題にされなくなってしまった。
今年も先週の土曜日から、京都のK夫妻が来ている。7泊の予定だ。70歳を超えても元気な旦那さん、それに奥さん、毎夏ここにくるようになって、もう何年くらいになるのだろう。昨年は確か9泊という記録を残している。
小屋でもキャンプ場でも猛暑を避け、快適に過ごすことができるだけでなく、ここを基地にすればいろいろな所へ出掛けることも可能だ。費用もそれほどかからないで済む。よく「1泊では勿体ない」と言って、連泊を勧めている。
K夫妻は昨日は諏訪の温泉で入浴を楽しみ、今日は八ヶ岳山麓に新鮮な野菜を求めて出掛ける計画のようだ。
富士登山については山梨県側が登山者の受け入れ方法を大きく変えた。また、現在のスバルラインの通行を車から鉄道方式に変える案もあるらしい。それらに対して言いたいことはいろいろあるが、とりあえず二つ。
一つは、なぜ梅雨のど真ん中にわざわざ開山を行うのかということ。もっと天候の安定した6月の初旬、梅雨前にすべきで、そうすれば、今回の不運、不幸な事故だけでなく、今よりかも多少は登山者の混雑を避けることもできただろう。開山の期間が短すぎる。閉山したら、吉田口の新しく設置したあの扉はどうするのか。
二つめは、悪名高き「弾丸登山」。報道は、無謀な登山者の姿ばかりを報じているが、準備を万全にして、登山している人の方が大多数だと思う。
小屋泊まりしないことをルール違反のように言うが、夜間登山は富士登山の長い歴史がある。便所、避難所、そういう施設の不備を横に置いて、登山者ばかりをあげつらう、「日本一の山」が泣いてはいないか。
行政への批判回避、小屋や関連する業者の利益確保、そういうことが背景にあると疑いたくなる点もあるし、報道にもそれらを調べないまま、興味本位に流しているだけではないかと不満に思う、違うだろうか。
山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
本日はこの辺で。