入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

冬の入笠牧場 (3)

2013年12月16日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

天気:晴れ、気温:不明

 思ったほど雪は多くない。それでも、日陰は20センチほどの積雪があり、4駆にした車も走行には気を遣う。北門を過ぎた所で、いつものように第1牧区の方に目をやると、幾頭かの鹿の姿が見える。

 

 こんな時期、山に来るのはハンターぐらいか、戸台方面へと轍が続いている。大型の囲い罠は解放したままだが、鹿が出入りしているようではない。これだけの積雪であれば、雪をどけて草を掘り起こすのも容易ではないだろう。

 

 風もないので外にいても寒くないが、まだツララができてない。夜間の気温はそれほど低くはならないということか。それとも日中の気温が低いために、屋根に積もった雪が融けないのかもしれないが・・・。

 

 管理棟前の轍。スノーシュー(ズ)を履いて周囲の森の中を歩くつもりが、想定外のことあり今回は中止。またすぐ来るから、次回は美味いものをたくさん持って、泊りがけで。そうだ、今年も「ひとりぼっちのクリスマス」は、入笠にしようか。

 

 鹿に見送られて、山を下る。親子なのか姉妹なのか、カメラを向けても逃げようとしない。



 芝平峠から見る八ヶ岳。

 

 途中、ガレ場の手前で、下から登ってきた車とすれ違う。かなり無理して横に避けて待っていると、車はエンストを繰り返すばかり。どうやら運転者は若い女の子。ようやく通過したところでギョ、なんと助手席に北原のお師匠! 運転免許を取ったばかりのお孫さんの、教習中だと。やさしい、元気なおじいさんは80ウン歳だ。オソレイリマシタ。

 さんざん手を焼かされ(10日間も上に泊まった)、挙句に骨折し、残留した牛に、ささやかなクリスマスプレゼントを持って上がってきたことがある。あれからもう2年も経つが、助けてやれなかったその牛が雪の中で倒れ伏していた姿を、また思い出してる。
 そういえば、今年はマッキーもお陀仏になってしまった。合掌。 
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