入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「春」(34)

2023年04月19日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 明日、上へ行く途中には、こんな風景を見ることができるかも知れない。いつもよりか季節の進み方が10日以上も早く、前回(13日)でも山道には殆ど雪が残っていなかった。毎年、古刹「弘妙寺」が花に埋もれる様子を眺めながら谷を登っていったものだが、今年はもう散ってしまっているだろう。



 昨日は、入笠牧場が撮影の舞台となった映画を松本まで見に行ってきた。この作品には当牧場の牛も1頭出演し、そのために準備に手間をかけたにもかかわらず「あっ」という間に終わってしまい、その呆気なさに思わず笑ってしまった。たくさんの美しい映像を見ていたら、撮影よりかそのために重ねた先方担当者との数々のやりとりを思い出し、懐かしかった。

 陋屋の庭にあるタラの芽が食べごろになっていたので天婦羅を揚げてみた。長いこと棚の奥にしまっておいた桜エビを思い出し、ついでにかき揚げもそれに加えることにした。こだわりの天つゆは一昨日にとろろ汁に使った4-1-1の出汁が残っていたのでそれを利用し、ついでにオコギのおしたしも添えてみた。
 オコギというのは最近あまり見かけないが昔はよく生け垣に使われ、この時季にその新芽を摘んで、総菜の足しにしたものだ。トゲがあって子供心にも摘むのが面倒だったのをこの年齢になっても忘れていない。
 何十年ぶりかのオコギの味を特に楽しみにしたのだが、天婦羅との相性が悪かったのか、期待したほどのことはなかった。しかし天婦羅は絶品と言って良く、神田の某有名店にも負けないほどの出来で実に美味かった。普段はごま油も使うが、今回はそれを忘れてしまい、だが、それが却って良かったのではなかったか。

 今ではタラの芽採りと、それを天婦羅に揚げるのは恒例の行事になっていて、連休が終わるころには上でも採ることができる。多分、今年はいつもよりか芽の出るのが早いだろう。

 赤羽さん通信多謝。いまだ「大日本湯渡り党」の総裁を僭称する身、参考に致します。それより初孫、楽しみですね。
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 本日はこの辺で。

 
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