入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「春」(33)

2023年04月18日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 カラスが1羽どこからか飛んで来て、味噌蔵の屋根に下り立ったかと思ったらまた羽音を残してどこかへと飛び去っていった。真っ黒い色の、ニワトリ並みの大きさをした姿、まさしく怪鳥と呼びたくなるような不気味な闖入者を朝から見た。
 
 温泉行から早くも1週間が経つ。今度は東北の某温泉へ行こうという話をしに、昨日はわざわざ高遠の「桜ホテル」の風呂まで行ってきた。湯につからないといい考えが浮かばないというのが、今ではわれわれ「大日本湯渡り党」の党員の共通した認識になってしまっているのかも知れない。
 ただ、牛が上がってくれば休めなくなるから、この計画が実現するかどうかはかなり怪しい。それに山小屋やキャンプ場の営業もあれば、撮影の仕事もすでに入っている。上に行けば当然、今のようなわけにはいかない。

 話は急に変わるが、過去と未来なら分かる。しかし肝心な「現在・今」とは、あることは間違いないが、実際にはどう捉えたらよいのだろう。一瞬?。
 かなり曖昧な記憶だが、確か0.1秒くらいと何かで読んだ。感覚的にはということだろうが、ということは、過去と未来に挟まれた殆ど存在しないような時間が「今」だ、と言ってもいいだろう。
 もっとも、その一瞬が存在しなければ、過去も未来も繋がらないだろうし、時間も流れてはいかないに違いない。この理・仕組み、よくできていると思わないでもない。
 心のラジオ体操「座る」をやっていると、止まってしまったような時間の中で、つい、そんな詮無いことを考えてしまう。しかし、これ以上思考は進まない。
 
 このごろテレビを見ていると、若い評論家と言われる人たちが、あれこれと論を張るのを聞いたり見たりして、よくもそこまで頭が回るものだと感心する。自分も若かったころにこんなに理屈が言えただろうかと、あの騒々しかった時代を振り返りお寒い気持ちになる。
 この呟きも、努めてそんな藪の中に迷い込まないようにと自制しているが、禄でもないことばかりを呟き過ぎたかも知れないと、ある種の疼きを感じるようにもなってきた。

 かんとさん年間予約、いろいろとお気遣いありがとうございます。番長さまも痛み入ります。
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 本日はこの辺で。
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