８月某日、銀河への旅立ちを待つ人々と

　天気：晴れ、気温：２５度C（９：００）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Photo by NASA

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　素晴らしい星空がまたやってきた。ペルセウス座流星群の観測にはもってこいの好条件も揃う。
　

　もう何年も昔しのこと、穂高は涸沢。夜の奥穂の頂上で歌でもうたおうとKさんを誘ったものの、途中で登路を見失いやむなく夜明けを、涸沢槍直下の灌木帯の中で待ったことがある。なぜこれほどの星が流れるのかと、不思議に思いながらも見とれていたら、黒い山稜の奥まった雪渓の方から不気味な岩雪崩の音がして・・・。美しい星空とあのときの緊迫感を、またこの時期、ペルセウス座流星群とともに思い出してる。　

　
　今年この日のこの夜は、天の川銀河を肉眼で眺めつ、CGのような土星やアンドロメダ銀河を観測機で追う人々に、しばし割り込む。

　　
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