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レーザーディスクプレイヤーを起動させてみた 18/05/08

2018年05月08日 22時05分40秒 | 日常的電脳日記
部屋の掃除がてら、随分久しぶりにパイオニア製レーザーディスクプレイヤー「CLD-HF9G」の起動を試みた。

うん、動かないねw エラーコードは U1。早速検索してみると、ピックアップユニットのステージ上昇異常
という結果。以前に分解修理したことが有ったので、位置も直ぐに分かりますた。



レーザーディスクを知らない人へ:直径30cmのアクリル板とアルミ蒸着信号面で構成されており、
長時間ディスクは両面を使用。尚、表と裏は「接着剤w」で貼り合わせて有るので、製造時期やメーカーに
よっては、蒸着面が腐食して読み取れなくなるという… 

ブルーレイ > DVD > レーザーディスク&ビデオテープという記録メディアの変遷があったのです。

そもそも、30cmもある円盤をブン回すので、結構迫力のある風切り音がします。今回、修理後の動作テストも
するので裸の状態で回転させました。



スピンドル&クランパー部。こんな重たい円盤を回すので、モーターは結構ゴッツイのが載っています。
そして、ディスクが滑ってしまわないように、フレーム付きのクランパー(固定)が上に配置されている。
以前の修理というのは、スピンドル側のフランジ面に、滑り止めの不織布を貼り付けました。



今回の修理部。大小プーリーを連結するゴムリングを取り外し、ゴムにテフロン系油脂を与えます。プーリーは
無水アルコールで丁寧に拭き取り、スリップが起きないようにしてみました。

組み直したら、アッサリとエラーが解消されて起動に成功したのでありました。まー、頑丈!昔の製品は本当に
小さな部品にまでコストと技術者の配慮が行き届いている。このプーリーにしたって、Vプーリーなんです。
ベルトは単なるOリングではなく、断面◇のゴムリング。接触面積を増やすことで滑り難くしてある訳。凄い!

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で、起動試験に使ったディスクは13番のSIDE25。「おーい、ここから出してくださいよ」というセリフの
あるテレビマンガ
。。。 鬱だ。

で、記事を入力しながら見てるのは、江守徹が声優やってるキャラが出てる機関車の映画マンガ。そーいやー、
この映画の作曲をなさった東海林 修さん、先日お亡くなりになったんだった。ご冥福をお祈りいたします。
※注:トーマスは森本レオだから違いますよ。

マンガばかりですが、LDはマンガしかないんですよね。ベン・ハー('59)なんかはBD版が素晴らしいので
LD版を見る必要が無いし… 持ってるけどw
※注:ベン・ハーにドハマりしたのは20歳の頃。3時間40分見るのも苦にならんかった。今はチト疲れる。
 通算で50回近くは見てる。たぶん。LDは英語版だったので、字幕を読むのが得意になりましたww
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうですね (大ペケ)
2020-10-27 22:25:25
>秋山さん
実働LDを未だに保有している人の多くは理解して
いると思いますよ。BD/DVD版で編集されている
作品もチョイチョイあるので、従来版が見たい人
はLDが動く限り使う訳です。
返信する
LDはやはり時代を感じます (秋山)
2020-10-27 22:06:02
今日届いた「紫式部 源氏物語」のLDをCLD-HF9Gで一通り見ました。プラズマテレビにS端子接続して見ましたがやはり現在のレベルとは程遠い画質でやはり時代を感じます。一度BDレコーダーのHDDにダビングしてからBDに焼いて再生した方がかえって画質が良くなります。ジャンクで買った「ぼくのマリー」のLD全3巻をBDに焼いて見ていますが、LDプレーヤーで直接見るより明らかに高画質です。
返信する
情報ありがとうございます (大ペケ)
2020-10-04 13:03:45
>秋山さん
オートターンタイプのLDで発生しやすいエラー
であるU1の解決方法を求めて、この記事を見に
来て下さる方は結構多いのです。
今回のベルト情報は大いに役立つと思います。
LDの両面タイプはディスク製造法の問題から
劣化は免れませんが、BD/DVD化の際に画面比
が変更されたり、ディレクターズカット版として
オリジナルと変わってしまったものが少なく
ないので、やはりLDは動く限り一定の愛好者が
居続けることでしょう。
返信する
たった今ベルト交換しました (秋山)
2020-10-03 17:49:25
HF9Gともう1台(CLD-01)のベルト交換が終わりました。やはり機種は違ってもパイオニアLDプレーヤーのローディングゴムベルトのサイズはΦ30×T1.6です。CDパーツマンでの通販での購入です。両方ともベルトがやはり伸びていて、交換しただけでU1エラーが出ずちゃんとプレーヤーが動作しました。01の方はCD-Rの認識に難がありますが認識すればちゃんと再生できます。
返信する
前回の続きです (秋山)
2020-09-26 22:54:18
HF9GのU1エラーですがCDについては大分収まりましたが、特定のCDをCDトレイからローディングした場合のみ発生します。LDトレイからローディングさせると発生しません。CDトレイからのローディングも2回目では正常に読み込めます。微妙にCD自体の質量が重いからでしょうか?LDについては相変わらずです。ピックアップのクリーニングはてきめんで、ヤフオクで落とした再生不良のLD(全く同じLDをもう1枚持っていて再生したがそちらは正常品だった)を再生してみたところ再生時に発生する筋の発生箇所がかなり後になっていてこちらは成功です。使用キットはコーナンオリジナルの「精密ホビーセット 32Pcs」(LFX-20-108)です。完璧に直すにはやはりやはりLDプレーヤーのメカの知識がもっと必要です。
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どもです! (大ペケ)
2020-09-24 23:35:52
>秋山さん
コメントありがとうございます。
この機種は両面自動再生機の上位機種でしたが、
より強力なデジタル補正を持つ5GがLD末期まで
販売されていました。
でも、この9Gは金かかってましたね。開けてる
からお分かりの通り、ハニカムシャシーに銅
メッキ。ビスにまで銅メッキ!こういう製品が
普及価格帯で存在したということは、日本って
凄かったんだなと感じます。
返信する
Unknown (秋山)
2020-09-24 09:51:31
昨日U1エラー(2回目で再生する)HF9G(ハードオフのジャンクで1万8900円で買った)のクリーニング(プーリー部分とピックアップレンズ)を行いました。録画地獄というサイトでHF9Gのネジ穴のサイズを参考にピンセットも入った精密工具キットを1800円近くで立ち寄ったハードオフ(HF9Gを買ったハードオフとは別店舗)併設のコーナンで買いました。ベルトを取り出すためのクランパのネジが一番大変で5-56を吹き付けてようやく回ったレベルです。ベルトとプーリーとピックアップレンズを消毒用アルコール(家にはこれしかない)でクリーニングして元に戻しCDを再生したところU1エラーが発生せず正常に動作しました。更にLD再生も行ったところこちらもU1エラーが出ず正常に再生できました。さすが高級機、この程度のクリーニングだけで直るとはさすがです。
返信する
何となくw (大ペケ)
2018-07-02 07:44:07
>まさゆきさん
どもです!ご質問いただき、見ている人が居る
のだなと再認識した次第。感謝です。

科学的な根拠として直接的な因果関係に基づく
判断ではなく、相関性くらいはあるという程度
の対応なんです。

ゴムは、ある程度の油脂を持つことで柔軟性を
保っているという理屈で、外したベルトを点検
し、ひび割れやノビがみられない事を確認後、
清掃してから極々少量のテフロン油脂を手指
で塗ってみた、という次第。

滑らせないという結果に対し、ゴム本来の
テンションを確保する方法で対策した形に
なりますね。

滑らせないを優先してゴムを洗浄した場合、
加水分解されるのが怖いというのもあります。再々直せそうにもない(部品入手の点で)
ので、長持ちさせる方向でやってみました。
返信する
テフロン油脂は何でつかうんですか? (まさゆき)
2018-07-01 21:59:09
横浜のCLD-05です。
こちらでも経年のゴム劣化でレーザー台が上昇しません。
テフロン油脂は油脂なのになぜ使うんでしょうか?

基本的な質問ですみません。
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