思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

門司港駅「だけ」撮りに行った

2012年09月19日 21時38分19秒 | 風景・散歩・旅
高烏氏のウェブログにて、門司港駅の修復改装の為に5年半に渡る長期間の閉鎖&仮駅舎での運用となる事を知り、コイツは見に行くしかねー!と決意したのが、2012/9/14の夜。翌15日は昼前まで予定されていた所用を済ませ、現地へは夕方に到着する予定で出発したのでありました。

当初は新幹線&在来線で現地入りし、アチラで宿泊も考えていたのですが、この日は台風接近の為に雨が予報されていたんですなぁ。しかも、九州は風雨共に強く荒れた天候となるのが殆ど確定的という状況。仕方ないのでクルマを運転して行く事に。これなら現地で降られても、車内でボチボチ着替えつつ、これまたボチボチ帰途に就くことが出来ます。体的には楽じゃないけどね。

山口県辺りでは、非常に青空。これで北九州は雨なのかねぇ?とか思っていたんですが、いよいよ下関まで残り20kmという辺りにやって来ると、どう考えても土砂降りしか思いつかない、とっても黒くて低い雲がww 所々で稲光がチカチカしとるし。こんな中へ突っ込んで行くんかいなぁって事になっちゃってたんです。
現地に着いたのは16時頃。九州鉄道記念館は17時閉館なので、もはや見学している時間もない。それに、まだ小雨だったけど確実に降りそうな感じの空模様と強めの風が吹き始め。道具を持って「門司港駅」へ歩いたのであります。

駅構内をボチボチ歩きつつ、2003年頃に見た門司港駅と、チョコッとだけ違うところが有るねぇとか感じたのでした。ここで、門司港駅がどのような形状なのか、コレをご覧ください。

駅の玄関口には、大きな屋根が有りまして、駅舎の2階部分は洋館造りとなっております。建築時期などはリンクを参照してください。

階段を上って2Fへ。通路を通って貴賓室をさらに進んだ先の部屋で、昔の門司港駅周辺や国鉄時代の写真が展示されておりました。昔の写真は、昔生きて暮らしてた人にしか撮れないものなので、凄いなぁって思うばかり。
  

はい、見事なまでの土砂降りとなりました。窓枠も木製でして、激しい雨に見舞われると危うい感じもあります。窓から見えているのは、上の模型でいう所の裏側に当たり、駅のプラットホームとなっております。
  

とかブラブラして時間をつぶしましたが、狙いの日没までは、まだ小一時間ほどあります。雨は相変わらず降り続いているし、どーしよーかねーと考えていたところ、うどん屋へ入る事にしたのでありました。
こちら「門司港駅うどん店」も、2012/9/28を持って閉店となるそうです。壁を見ると、おすすめとして「ふぐ天うどん」が掲示されておりましたが、オイラ的には、何かが少々足りない。そこで「肉うどん+ふぐ天のせ」をお願いしてみたところ、快く受けてくださいました。まぁ、元々メニューとして「ふぐ天単品」が存在しますので、自分で両方頼んで乗せれば結果は同じ事なんじゃありますが、過程が異なりますので。

うどんは、広島県呉地方の「呉うどん」より少しだけコシが有りますが、一般的なうどん(特に讃岐うどん)を知っている人なら、随分と軟らかいと感じる事でしょう。汁は稍甘味が有ります。落としてもらった「ふぐ天」も、衣が適度に硬めなのでシナッとする事無く食べられました。これは思い出として残るなぁ。うん。
  

さて、まだ少しだけ時間が有りますので、もう少し写真を撮りながら時間を待つ事に。
  

そして、いよいよ1830時頃となりました。実の所、ど真ん中は確保に失敗したんですよねw すみません横並んで撮っても良いですか?とお願いし、横に並ばせて貰ったのでありました。傘から滴る雨滴にも目を瞑って頂きまして、感謝でありました。そんな訳で、コレを撮ったのであります。
  

ど真ん中じゃねーかww って? いえいえ、これは完全に空の青が無くなった頃なんですわ。真ん中の人も薄暮を狙って居ましてね、済んだから帰っちゃった訳です。尚、中央はドラマチックトーンを、右側のはHDR処理してみたものです。

そんな訳で、門司港駅「だけ」写真を撮って、20時頃に門司港駅を後にしました。で、後から気が付いたんですけど、門司港駅のお土産を買っていませんでした。仕方ないので、帰りの高速道路サービスエリアで買おうとしたのですが、事故で通れず下道を行ったので、再び高速に乗った後で買えたのは「山口のお土産ww」という事に。残念。

-おまけ-

ジェネラル・イメージング E1480W

安価なコンデジ、しかもGEブランドの中国製。ズームレバーの立て付きが悪かったり、動作に若干のタイムラグが生じる場合が有ったり、そもそも操作性が結構悪かったり、画質と色味が嘗てのミノルタを彷彿とさせたり、ファイル生成が日本メーカー製と違ってワケワカランかったりしますけど、広角28mmから始まる8倍ズーム搭載機の新品が5480円だったからなぁ。今では携帯用コンデジとして使っております。

手持ちノーフラッシュで、これだけ「なんとなく写ってるかも」という写真が撮れてしまう。こだわりや、より良い画質を求めなければ、これで十分な気もする。





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4 コメント

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お返事コーナーx3 (大ペケ)
2012-09-21 20:49:29
>高烏さん
いやぁ、この度は本当にありがとうございました。
そちらのブログで出て来なかったら、完全にスルー
しちゃっていましたよ。2008年以降、鉄道関係の
写真は熱心に撮っておりませんので。

しかし、高烏さんらしくないというか。猿も木から落ちる
とか、弘法も筆の誤りというか。そういう事があるんで
すね。

只ですね、今回は本当に門司港駅「のみ」が目的
だったので、かしわうどんも無し、門司港レトロの
お土産も買い忘れww

>さかっちさん
いやぁ、オイラも「二階堂」のCM好きなんですよ。
九州ってのは、維新期の政府関係者が多く誕生
した事もあって、意外に近代の土木建築物が多く
存在してるんですなぁ。
しかも、適度に田舎だったお蔭で、太平洋戦争でも
爆撃の被害は比較的少なかった。だから残ってる。

通潤橋とか、白水堰堤とか、見に行って撮ってみたい
と思っていますよ!

>理彩也さん
いえいえ、毎日コツコツとコメント入れれば良いのです
が、週末などの時間が取れる時に入れるので、一気
に書いちゃう形になっていまして、申し訳ないです。

さて、お気づきの通り、この建物は傷みが相当激しく、
このまま放置すると、遠からず倒壊する恐れもあった
のです。傾いたり歪んでいたり、オイラが行った日は
強い雨が降っており、貴賓室は雨漏りしていました。

建具なんかは、修復されちゃったら、長い時間を経た
という趣は消えちゃう訳でしてね、今のうちに見て
おきたかったのです。

腰は大丈夫でしたよ。行きも帰りも頻繁に休憩した
ので。一気に走り抜けるのは無理ですねぇ。

でも、今までは立ち寄るサービスエリアとか、パー
キングエリアも大体決まっていたのですが、休憩の
為に立ち寄ると、あー、こんなんになってるんかぁ!
と思わぬ発見をしたりするので、少しだけ面白い。

そういう、少し違った楽しみ方も発生するんだなと
感じるのですな、最近は。

返信する
ご無沙汰しました^^ (理彩也)
2012-09-21 15:46:02
大ペケさん、こんにちは^^
理彩也ブログにたくさんのコメントをありがとうございました。
ボチボチと更新していきますので、またよろしくね^^

最近の大ペケさんには珍しく遠出でしたねー♪
この門司港駅舎って、かなり古いものなんですよね!!!
お写真で見ると、老朽化が酷くてちょっと痛々しい気もしますが
今度、修復するというので、その前に撮っておこうーと言う気持ちも分かります^^
古き良き時代の駅舎を大事に思う方々は、たくさんいるでしょうから
残念という気持ちと、新しい出発という気持ちと、、、複雑ですね。
そうは言っても、大幅に変わることはないでしょうね、きっと。。。

お出かけの後、腰痛の方は大丈夫でしたか?
ご自愛下さいね^^
返信する
二階堂 (さかっち)
2012-09-21 07:55:03
大分焼酎「二階堂」のCMが脳裏に浮かびましたw
レトロな館、良いですね~。
返信する
Unknown (高烏)
2012-09-20 22:30:25
雨が降る中、お疲れ様です。
私の場合、薄暮時に撮るつもりが小倉駅で列車に乗り遅れ、次発が30分後の罠に掛かり
時すでにお寿司じゃなかった遅し状態に。

次回、門司港駅を撮れそうなのが5年半後…先は長いですね。
返信する

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