<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

さっきのふふんは

2015年04月18日 08時01分09秒 | Weblog

ふふん。石竜子が石垣の間から頭を出して来て、ふふんと言いました。そして奥の間に引っ込みました。やがて家族を連れてまた現れました。さっきのふふんは、もう大丈夫だなという意味だったようです。

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春は豊かだ

2015年04月18日 07時13分02秒 | Weblog

おはようございます。4月18日になっています。土曜日です。空は霞がかかっているようです。地上では、リラの花の色合いに変化が見られます。蕾だったころの堅さがほどけるにつれて濃い赤紫が薄く淡くなって行き、それはそれは上品です。品格が備わった貴婦人のようです。梢のとっぺんの花の膨らみが静止しています。風もないからです。春はこうして長閑(のどか)で豊かです。わたしもお裾分けに与ります。控え目に控えています。こうして控えながら座っている姿勢は蛙の姿勢を思わせます。

わたしはわたしのこころの恋人の珠子にも、この春の豊かさを見せてあげたくなります。如意宝珠を両手の間に作ります。透明な気のボールです。風船のようにふくらみます。弾力性があるのでむにゃむにゃとなったりしますが、弾けたりはしません。これがスクリーンの役をしてくれるので、ここに珠子を映し出します。スクリーンが柔らかなので珠子もゆらゆらします。暫時、空の霞と上品なリラの花を見せてあげます。そして、ふっと息を吹きかけて、蝋燭の明かりを消すように吹き消します。

今朝の味噌汁は筍の味噌汁です。成長点の柔らかな部分だけを薄く切って入れてあります。これに緑の若芽が泳いでいます。山中で摘んで来たダラの芽の、天麩羅がまだ少しだけ残っていたでこれも浮かばせます。春は食べ物も豊かです。

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