なんにもなくて、なんにもしないで、五月が終わる・・・
なんにもなくて、よかったねーとは、素直に思えない。
なんにもしないで過ぎた時間を「もったいなかったなあ」って感じる領域なんだなあ、もう。
なんにもなくて、なんにもしないで、五月が終わる・・・
なんにもなくて、よかったねーとは、素直に思えない。
なんにもしないで過ぎた時間を「もったいなかったなあ」って感じる領域なんだなあ、もう。
真っ白!!
初めて体験する、衝撃的な白。
柔らかいしっとりした質感を感じるのは、小雨に濡れているからだと思う。
ものすごくきめの細かいかき氷に、練乳をかけたような・・・
駅前の風景で、ボクが生まれた頃の姿を残すのは、この小さな公園ぐらいかな。
駅前に、そのことを知る人たちも、極々少なくなったと思うよ。
ここを見せちゃうと、おまえ、面倒くさくなるだろ。
わざと避けていたんだけど、たまに寄ったら、いいことがあったね。
その日が、雨の日でよかった。
前日から、今日はバイクで走ろうと決めてたんですけどねえ・・・
鎌の面は反っているので、包丁用の砥石では難しいです。
いつかやろうとは考えていましたが、まさかの心変わりで、今日、やる。
ドクダミやスギナの駆逐目的で蒔いた西洋芝でしたが、駆逐はしたけど残ったのは芝の化身。
小鳥の声を聴きながら、額に汗して鎌を持つ・・・ひとりのファーマーになれました。
ホームセンターで買った数百円の鎌ですから、切れているのか引きちぎっているのかは微妙。
昔よく通った店の板さんが話していたのを思い出した。「包丁は使いようです。」
たっぷり4時間。二の腕とひざ上の筋肉に、結構、きますねえ。
昔よくやらされた「アヒル歩き」と同じですもんね。いい筋トレだったんだよ。
市の指定袋に詰めれば、燃えるゴミとして回収してくれますが・・・
こうやって並べちゃうと、バイクが粗大ゴミに見えなくもないかあ。
道州制をしいていたら、どうだろう。今の県境なんて意味なく越えられたのかなあ、きっと。
おまえ、いい加減にせえーよ!・・と言いながら、チビを担ぎ歩くのが日常になった。
推定12歳だけど、お歳のせいじゃない。性根は座敷犬だからね、チビは。
飼い主はといえば、空白の続いたカレンダーに奮起しての三連チャン。
面倒くせーなあといつも思いながら、走るしかない。止めてしまったら、もう後がない。
5分でもいい。少しでも長くあの緑のグラウンドに立っていたいもんなあ。
少し蒸し暑そうな今日の月山。
ボクも今日はウインドブレーカーを脱いで走っている。
季節は移り、もう初夏の風かあ。
苦行のような走りをやめたからか、道すがらの花鳥風月についつい魅かれる。
これはサクラソウ・・・、いや、サクラソウじゃないかあ。
魅かれるんだけど、何なのかがわからない。
脱ぎ散らかしたままにしておくと、すぐにチビの布団になってしまう。
チビのペースはいつもと変わらないけど、さすがにボクはじーっと待つことに飽いてきた。
いつになったら、県境を越えられるんだろう。
このままだと、どこまでも落ちていくだけだぜ。
もう二度と取り戻せないことになるんだぜ。
こんな時に、なんでも屋の加代さんまで、どっかへ行ってしまうし。
お加代さんには、もう会えないんでしょうねえ。
季節だって待っていてはくれず、いつものように過ぎていくだけだしなあ。
感染症のせいじゃあない。こんなのは、いつものことだ。
明日からにしよう。明日から