単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

また、やろうよ。

2016-06-24 | 暮らし・ジョギング

 

昨日、運転免許証の更新のため、朝一番、警察署に行ってきた。

視力検査は、楽々、合格。そりゃあ、そうだ。いろいろ「金」かけて来てんだから。

 


 

目覚めて苦笑したけど、県チームで一緒だったSHのS君と再会する夢を見た。

「また、一緒にやろうよ。」と誘う彼に、「膝がなあ・・、ちょっと深刻なんだよ。」

夢は夢・・。単調で退屈な筋トレ・リハビリだけど、また、走れるようにならないと。


尿前の関から一関

2016-06-18 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

梅雨の合間の夏空。木立の先の建物群は鳴子の温泉旅館。 

「仙台出張の帰り、コン先輩んちに寄るけど、Okaさんも来ない?」

数日前、ヤスからの突然の電話。今、一関を目指しています。

 


 

日本海に落ちる最上川を遡り、県境を越え、国道4号に至るこの道は「奥の細道」と重なる 。

 


 

平泉から出羽の国を目指した松尾芭蕉ゆかりの史跡が、随所に見られます。

いつも素通りしていた「尿前の関跡」。ちょっと、ここで道草を食う。

 


 

急こう配の階段を下りて、「200m先」にあるという関所をめざす。

時節柄、熊が出そうな雰囲気に、超ビビった。実際、「熊注意!!」の看板があったし。

 


 

当時は、もっと薄暗くて、物騒な道であったことが想像できる。

「蚤虱 馬の尿する 枕もと」 うぅーん、同じ県民の一人として、ちょっと複雑。 

宿を貸した「封人の家」の末裔の方が、「ご先祖の名をけがされた。」と言ったとか・・。 

 


 

東鳴子から峠を越えて、一迫町の田園風景の中に「水車」を見つけた。

ネタになればと、路肩にバイクを停めた。

 


 

軸受け台は何ヵ所かありましたが、水車は一基だけ。

灌漑用としては中途半端、流行りの小規模発電用でもなさそう。何でしょうねえ?

 


 

正午に自宅を出て三時間。午後三時過ぎに一関に到着。

キクちゃんへの「ワイン」は持参してきましたが、ボク等の焼酎は現地調達。

駅に近いこのお店は、ボクのご贔屓。 美味しそうな「三陸産」に、いつも目移り。

 


 

「藁焼きの香りがして、すごくおいしい!ジュンちゃんとこより、美味いかも。」

キクちゃん手作りのカツオのたたきを、ヤスは最大限の評価。

今回の健康談議は、痺れるボクの肩の「肩甲骨はがし」。

整体師もどきのヤスとインストラクターのキクちゃんに、十分な指導を受けた。

 


 

翌日の朝は、爽やかに晴れ渡り、外から吹き込む風がとても清々しい。

コン先輩のマメさと、キクちゃんの美的センスが作り出した、ご夫婦完全手作りのお庭。

のんびりしていたら、バイクで帰るのが物凄く億劫になってきた・・、ヤバい。

 


 

気持ちが沈むもう一つの訳が、これ。昨日、一関に着いてのまさかの「立ちごけ」。

尿前の関の階段で悪化したのか・・。痛めている左膝がもたなかった。

近くにHONDAのバイク店があるというキクちゃん情報に、脳裏に悪知恵が浮かんだ。

 


 

「今回はヤスに乗っけてもらって、バイクは後から取りに来ようかな・・。」

気が変わらないうち、早速、「吉川モータース」さんへ。

人当たりのいい、優しそうなご主人。何よりも作業場がキレイ!! 信頼できます。

 


 

出発前に、三陸・盛岡を走る、火野正平さんの自転車旅のTVを観た。

ボクの最初の下宿先やラグビーマンションの近くの映像に、ちょっと興奮した。

早めの「お昼」までたらふくいただき、「お世話になりました。また来ます。」

 


 

午後二時過ぎに秋田駅に到着。鈍行の発車時刻まで、小一時間ほどあります。

自販機で買える距離を少し越えているので、「みどりの窓口」に行ったけど・・・。

どうして、こういつも、お客さんも係員も面倒くさいんだろ・・、イライラ。

 


 

我ながら、今回の行き当たりばったさには呆れたけど、受け入れてくれた皆様に感謝。 

 


 

「肩」と「肩甲骨」は違う!肩甲骨への意識だよね。縦と横、特に、縦の動き!

よーし!!キクちゃんからもらったコレで、早速、始めよう。ゴリゴリ・・。


湯の台温泉「鶴泉荘」

2016-06-10 | ちょこっと旅・温泉

 

防寒対策をしてくるんだった。思いの外、日差しは弱く、空気も冷たい。

家を出て一時間ほど、コリ性の左肩が冷えてパンパン、悲鳴を上げている。

 


 

東由利町~雄物川町あたりまで行きたかったのですが・・、もう、無理。

象潟の市街地から鳥海山の方に向かい、久し振りの温泉を目指す。

 


 

海沿いから7キロほど、湯の台温泉「鶴泉荘」

「核戦争」と同じ韻・・・ちょっと物騒?

ブログ初登場ですから、少なくとも6年はご無沙汰。

 


 

見かけによらず、館内は小奇麗で落ちつきます。

地域の人たちの憩いの場。

 


 

クセのない単純硫黄泉の冷鉱泉。あんまり硫黄の香りはしませんが、いい肌触り。

冷えた身体を沈めたときは熱いと感じましたが、意外と温めの湯。

ゆっくりじっくり肩を癒していたら、上がってからもしばらく汗が引かない。

 


 

鳥海山を望む温泉の周囲は、初夏の高原の雰囲気が漂う。

いいロケーションですねえ~。もう少し足繁く来てみようかな。

 


 

もうひとつ楽しみにしていたことがあったのですが、これにはガッカリ。

温泉のすぐ前にある「湯の台食堂」の中華そばと煮込みが、もう食べられない。

温泉にも出前していたし繁盛していたのに・・・、おばちゃんの後継者がいなかったのかな。

 


 

ならばと、象潟の市街地に下りて、二年ぶりの「昇月

今回は、昇月の代名詞?ワンタンメンをいただいた。

 


 

初めて食べたとき、正直、あっさりしたスープと柔らかい細麺に物足りなさがあった。

それを承知で改めて食してみると、スープと麺の「上品」な旨味が十分にわかった。

ご主人が修行したというあの「酒田の店」のワンタンメンとは別物。ボクは断然「昇月」!

 


 

昼を過ぎて日差しが暖かくなり、帰路の日本海は風もなくベタ凪。

透明感のある爽やかな空気のせいか、文字通りのコバルト・ブルー。

 


 

海の青、山の緑、沿道の花の色。この時季、目に飛び込んでくるのは原色。

梅雨入りが近いらしい。もっと外に出ていればよかったと少し後悔した。


収穫

2016-06-09 | 暮らし・ジョギング

 

昨日、猫の額ほどの裏庭にあるウメの収穫をした。

この時季の収穫と梅酒づくりは、ボクだけの恒例行事。

 


 

元々、実家にあったものを、25年ほど前、ここに移植した。

場所を考えず植えものだから、枝が張るのに、物置が邪魔になってしまった。

 


 

出鱈目な剪定のせいで、年々、収穫量は減少傾向。今年は、これだけ。1キロ弱。

「美味しいから、飲んで。」と言っても、誰も飲みやしないし、これで十分です。

 


 

今月初めに、もう片方の手術も終わり、処方箋を持って眼鏡店に行ってきた。

かつては賑わいを見せた中心商店街にある老舗メガネ店。

「遠近両用」だったので、仕上がりに一週間ほどかかるという。

全国チェーン店より割高になったけど、たまには「地元」も大事にしないとね。


Skylark

2016-06-06 | 趣味的音楽

 

今朝、近くのビジネスホテルの駐車場に「市原」ナンバーの原付を見つけた。

00キロ越えかあ・・・スゴイ!! ボクは最近バイク乗ってねーしなあ。

 


 

単調なハビリの毎日。季節がら「ヒバリ」の話しで場つなぎ。

スカイラーク」を初めて聴いたのは、ボクが高校生の頃。

Blood Sweat & Tears 等々、ブラス・ロックをきっかけにジャズに関心を持ち始めた頃。

 


 

レコード店のジャズコーナーで物色中、一枚のLPジャケットに目が留まった。

初めてのジャズ盤は、アート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズの「キャラバン」。

大好きだったベンチャーズの演奏による「キャラバン」は知っていた。

 


 

当時はまだ馴染めなかったけど、耳に残ったのが「スカイラーク」だった。

10年も過ぎた頃になって、トランペット「フレディー・ハバード」を再認識。

ウェイン・ショーターの名も見つけ、「いいLP持ってるじゃん。」と、自画自賛。

 


  

ジャズ・メッセンジャーズ時代のフレディのラッパは、若々しくてキレキレ。

「ひばり」は、しっとりしたスタンダードナンバーだけど、彼のラッパはストレート。

ハイ・トーンで吹きまくる後半は、鳴きながら天高く舞うヒバリが浮かんでくる。

 


 

中本マリが91年にリリースした「VOICE」にも「スカイラーク」が収録されている。

きっかけが何だったか覚えていませんが、彼女が好きだった。

世の中年男が鼻の下を長くして阿川に夢中になっていた頃、彼女こそ本物と思っていた。

 


 

大空を自由に飛び回る「ヒバリ」に託す、ピュアな女性の恋心・・、なんだとか。

彼女の歌唱を探してみましたが、見つかりませんでした。

代りに、ダイアン・リーヴスで、聴いてみてください・・・、いい曲でしょう?!