今朝はここまでだからね。
そっちが引っ張るなら、こっちも頑張っちゃうよ。
いつものことじゃないかあ。
犬らしからぬ姿を見ろってかあ?
二日続けて、今日も35度を超えそう。
昨日は蒸し暑くてひどかった。今日はいくらか風があるので、楽っちゃあ楽だけど。
炎天下、わずかな木陰に助けられながら走る。
夏季休暇で帰省中なのかな。普段見かけないランナーとも行き交う。
炎天下中の炎天下、誰もいないグランドの真ん中に円盤投げのオールドアスリートが一人。
初めての人だ。好きなんだろうなあ・・・ストイックさが伝わってくるよ。
この域にはとても達してはいないけど、なんかボクと似たような匂いをがする。
しいて年を感じることといえば、走った後の暑さ疲れが、翌日に残るようになった。
昨日今日と連チャンともなれば、明日はものすごい気だるさに起き上がるのも億劫になる。
赤川堤を後に、国道に上がるこの階段が、その日のバテ具合のバロメーターだ。
今日は、階段の先に広がる夏空を見上げただけで、大きなため息をついてしまった。
そして、ドアを開けたら・・・、笑わせてくれるじゃないかあ。
クッキーもチャチャもよくここで涼を取っていたけど、頭を突っ込んだのはお前だけだぜ。
もっとも、特にチャチャの頭のサイズじゃあ、出来ない芸当だけどね。
オメーらが木陰の下に陣取って、どうすんだ!ってえ話だよ。
ソーシャルディスタンスだって、きちんと守れよ。
あれ・・・もしかして、あれかなあ?
象潟や 雨に西施が・・・・の、あれじゃねえか?
帰ってから、撮った画像と見比べながら検索した・・・間違いない、ねぶの花だ。
高木化しやすく、なかなか花に気付かないと記されていた。
そうか、橋の上だったからなあ・・・合点がいった。
花に気を取られているボクをさっき行き違った青年が追い抜いて行った。
よーいドンで土手を一周したら、半周近く差がついているだろうな。
青年じゃないな、きっと高校生だ。そうでなきゃあ、ボクのちっちゃな自尊心はズタズタだ。
梅雨が明けようが明けまいが、今、そんなことはどうでもいい的状況ですけど・・・
この辺は、明けましたね。
夏雲が沸き立つあたりは、先日、チョイ旅で行った立谷沢川右岸の連山ですね。
やることやった後、足首を起こし下肢の筋肉を伸ばす。
アース棒を走る電流のように、心地よい刺激が神経を走り、土踏まずで解放される。
緊張を解いた後のジワ~~としたシビレ感が何とも言えない悦び・・・・です。
うわーーっ、気持ちよさそうだなあ。ボクも飛び込みてえーっよ。
顔面の汗が妙に爽やかじゃない。不快だ。早くシャワーで洗い流そう。