国道47号、宮城との県境まで来た。
宮城県はお隣りなのに、秋田・岩手に比べ、何故か縁遠い。
この辺りは「奥の細道」の舞台。「封人の家」もその一つ。
「蚤虱 馬が尿する 枕もと」の句は、芭蕉がここに投宿した時の情景を詠んだとか。
鳴子峡の深い緑が、とても爽やか。気持ちいい。
お土産を買ったお釣りで、入浴料100円玉二枚を確保しようと、鳴子の温泉街にきた。
「鳴子まんじゅう」8個入り620円(内税)。お世辞抜きで、美味かった。
川渡温泉共同浴場。落ち着いた静かな温泉です。
駐禁ですが、地元のオジサンの許可を頂いています。念のため。
無人の料金箱に、饅頭代のお釣りで用意した百円玉二枚をチャリーン。
ふと、壁に掛けられた団扇に目が行く・・。盛岡競馬、 いや、水沢が近いか。
これ、これ!この色ですよ、川渡の色です。
そして、なんといっても、湯の熱さが川渡の魅力。
熱い!!とにかく、熱い! ! そこがまた、いい!!。
一つ、二つ、と数えていったら120が限界だった。あとは滴る汗を楽しむ。
ボクの中の「熱さ」の一番は、ダントツに、岩手の夏油温泉露天大湯。
一度は入るのを諦めたほど。入浴するまで小一時間かかった思い出がある。
JR陸羽東線 川渡温泉駅。「青春18きっぷ」で来た時のために、場所を確認しました。
温泉街からは1.5キロほど。大丈夫、歩ける距離です。