単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

化学の力

2019-11-23 | オートバイ・メンテ

 

今季も潮時。週間天気予報どおりの穏やかな陽気の本日、冬眠の準備をした。

もっと走れたなあ・・とか、今年こそあそこへ行きたかたなあ・・・とか。

毎度同じこと言ってるよなあ。

 


 

ホームセンターと百均をまわって、サビ取り剤を二三購入した。

潤滑剤の印象しかなかったKURE556も初めて買った。本当にサビも取れるのか。

試したのは、ホームセンターで見つけた結構安価な「サビアウト」

 


 

化学の力で分解除去します・・とある。期待しましょう。

水彩画用の絵筆でスポーク一本一本に塗布。結構、めんどくせえ。

pH1.5のリン酸溶液にすぐ化学反応を起こした・・・ような、そうでもないような。

 


 

二十分ほど放置後、スチールウールタワシで擦ってみえば・・、おおっ、取れるジャン。

溶剤の塗りムラをなくすことが良い出来栄えにつながるようだ。塗装用の刷毛がいい。

ボク流の物理の力より、化学の力のほうが楽は楽。これだけは間違いない。

 


 

ほころびにミシンをかけてるのは、16年間使い続けているバイクカバー。

ミシン男子復活。なんでもっと早くコレやんなかったんだろうと思ってる自分に苦笑い。

 


 

穏やかな一日だった。

今日が最後と走る連中の爆音を聞きながらのバイク仕舞いだった。

バイクが一段落すれば、もうチビの散歩の時間。晩秋の一日は本当に短いよ。

 


 

炎鵬の取り組みが気になり、急いで堤を下りようとしたら、座り込んで動かなくなった。

ライダーだけじゃない。小春日和を謳歌したいのはチビも一緒かあ。

オレはもう少し散歩したいんだよ・・・と、無言で言ってます。


木枯らし

2019-11-20 | 暮らし・ジョギング

 

調べてみれば、木枯らしとは、太平洋側つまり表日本側で吹く北西の風のことだとか。

この時、日本海側では時雨となって雨や雪を降らせるんだと・・・、その通りになった。

 


 

強、暴、豪、猛・・等々、気象予報士の情緒的な形容では、覚悟のしようがない。

ちなみに今朝は、暴風警報発令中の中を散歩。

 


 

チビはどう思う?暴風かい、それとも、そよ風かい。

この時季としたら、普通に強い風だよな。

 


 

昨日からの雨で流量流速が増しているうえ、普通に強い風で川面が波打ち荒れている。

カモたちは、流れの緩やかな中州の下流に控え、体力を温存しているように見える。

 


 

逆風をものともしない、チビ。

我が家までは、あと少し。

 


 

メシ、ちょうだい。


腱板断裂

2019-11-15 | 暮らし・ジョギング

 

MRI検査の可能な病院の再診を受けた。

左肩の違和感は若い時からあったけど、ここ数年、痛みとなって現れ、治る気配がない。

痛みの発症は、試合後、肩上部に出来たコブのような小さな突起に気付いた頃と重なる。

 


 

「コブはこれ。肩鎖関節が少し変形してるね。五郎丸はここを脱臼して手術したんだよ。」 

「痛みの原因は、むしろこっち。腱板が少しキレている。所謂、五十肩じゃあないよ。」

「ラグビーはまだやってるの? 腱板は重要な部位だから、これ以上悪化させないように。」

 


 

キミたちに言わせれば、かすり傷にもならない・・だよね。

自然治癒の見込みがないんだから、ガックリきてるけど、これが、妙にうれしいんだ。

ボクもそのハシクレだったんだよって、無関心の奥サンとムスコとムスメにそっと呟く。

これも、ラグビーワールドカップのおかげだ。


プロップの日

2019-11-07 | 暮らし・ジョギング

 

異常気象と騒がれる今日この頃。

午前6時、東の空。晩秋から初冬へ移る今頃の空気感だけは、毎年変わらない。

 


 

日が長くなったとか、暑くなるなあとか、コスモスだあ、ススキだあ・・とか。

春夏秋冬毎朝毎夕、いつもおまえに話しかけているんだぜ、おまえに。

 


 

ボク等が顔を見せただけで飛び上がるのは、用心深い着いて間もない遠来の客人たちだ。

最近はボク等を覚えてもらったのか、横目で観ながらスーと離れていく。

群れて浮かぶカモの景色を眺めていると、平和でいいなあーって、いつも思ってしまう。

 


 

幕を閉じて、もうずいぶん前のことのように感じられる。

そして、この三人だけがメインゲストとなる日が、まさか来るとは・・・

にわか何とかと言われてたけど、世間がやっと正しい評価をしてくれたよ。

 


 

稲垣選手は、スズキさん 。堀江選手は、ガンさん。グ選手は、内山だ。

練習の時にしか顔を合わせない三人だったけど、絶妙な関係の仲の良さだったよ。

スズキさんは見かけによらず激しくて、フッカーのガン先輩は職人みたいな味があったなあ。

お互いの感覚はきっと今でも身体が覚えてんだろうなあ。

 


 

ラグビーにはもともと世界一を決めるって感覚はなかったんだって教えられた。

教官室でオヤジに五か国対抗のビデオを観せてもらったことがあった。すべて現地語だったけど。

ワールドカップって聞いた時は、サッカーの真似事かあと思ったもんだけど・・、凄かったなあ。

 


 

 

冬が来るね。

 

チビ、今のうち、いっぱい浴びておいた方がいいよ。

 

 

今のうちにね。