単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

かすみ温泉から加田喜沼湿原

2010-05-30 | ちょこっと旅・温泉

 

快晴の空を見上げながら、グズグズしている。

まずは外に出ないことには。国道7号を北上する。

 


 

県境を越え、本荘市街から国道105号で内陸部へ。

田植えを終えたばかりの田んぼの輝きに、ただただ見とれるばかり。

 


 

大内ダムの案内板を見つけた。今日はなんでも見てやろう。

小さな川沿いの山道を辿っていくとダムサイトにでた。

 


 

高さ27mの小さなダムは本格的な重力ダム。

砂防ダム程度かなと思っていた。ちょっとビックリ。

 


 

前から気になっていた「かすみ温泉」の案内板。今日はなんでも見てやろう。

山あいに入った一軒宿。素朴で静かで転地効果は抜群。

 


 

閉館・・・?と思いつつ扉をあけた。掃除の行き届いた玄関広間。

「お願いしまーす!」 親切そうなおばさんが出てきて案内してくれました。

 


 

冷鉱泉ですが、微かにタマゴ臭がして、ツルヌル感があります。

先客がひとり、秋田市から来たという物静かな青年。

 


 

浴室からは、温泉の名前の由来となった一本の「かすみ桜」が見えました。

周囲に夏草が生い茂り、春のイメージが浮かばない。どんな桜なんだろう。

 


 

温泉の帰り、この辺りの日常を感じたくて、国道を避け集落内へ来ました。

旧街道の趣のある静かな路。時間が止まっているかのような静寂。

 


 

「加田喜沼湿原」の案内板を見つけた。

「湿原」の文字に魅かれ、案内に従い道を探す。どこまで行けばいいんだ・・・

 


 

わー! 出たあ!! これかあ・・・・

へえ~~、なるほどねえ!!

 


 

時間が止まってるよ・・・

小さな村の貴重な財産。

 


 

ボーとしながら、もう少しいたかったけど、日差しが強く、喉も乾いてきた。

今度来るときは、日よけを持ってこなきゃあ。

 


 

  

湯上り後の冷たい風が災いしたのか、頭痛がひどくマジ頭がわれそう。

僅かな振動にも激痛が走る頭を抱え、午後二時過ぎに帰宅。パブロン飲んで寝た。


ぽんぽ館

2010-05-23 | ちょこっと旅・温泉

 

奥サンとの「日帰り温泉巡り」が週末の恒例となった。

もともと、「年寄りの多い日帰り温泉は苦手。」と言っていた奥サン。

「ここだったら」と認める数少ない温泉の一つが、戸沢村いきいきランド「ぽんぽ館」。

 


 

苦手なはずの奥サンはたっぷり二時間は出てこない。

それは織り込み済み。いつもこうやって時間を潰す。こっちの方がほっとタイム?

 


 

待つのはボクだけじゃない。犬たちも大好きなお母さんを待っている。

ボク等が出掛ける時は気配を察し、玄関先でシッポを振って待ち構えている。

 


 

 

五月雨を あつめて早し 最上川

最上川峡特有の強い東風、「清川だし」で川面が波立っている。

 


 

老舗のドライブイン「白糸の滝」からは、最上川峡の名瀑「白糸の滝」がよく見える。

ここの立ち食いそばは、道の駅「さんない」ほどじゃないけど、まあまあ美味い。

 


 

唐突ですが、藤の花の鉢植えです。 

奥サンのお姉さんちの庭で、今にも枯れそうだったものを彼女が引き取った。

丹精こめて世話をして、念願の花房を付けた。「記事にしなさい。」とのこと。


穴ゆっこ

2010-05-16 | ちょこっと旅・温泉

 

出不精の気持ちを奮い起こし、岩手の湯田を目指す!

NHK「プロジェクトX」にも取り上げられた立川町の風力発電は日本初。

 


 

午前9時、国道13号道の駅「おがち」。

朝から春らしい陽気で、風の冷たさも幾分和らいだ。

 


 

横手からは、国道107号での手県西和賀町へ。

錦秋湖は和賀川を堰き止めて出来たダム(湯田ダム)湖。

雪解け水を満々と湛えるこの時季の景観が、一番だと思います。

 


 

湖に架かる天ヶ瀬橋を渡った先に、今日目指す温泉があります。

 


 

西和賀町大石地区「穴ゆっこ」。

雪深い冬でも、鈍行を乗り継いで来たほどに、ここが好き。

 


 

これといった特徴はないけど、「清潔」と「のんびり」は保証できる。

旅行者で混みあうことがありませんように・・、と言ってはいけませんね。

 


 

湯田温泉峡の日帰り施設で、露天風呂があるのはここだけ。

板柵に囲まれ、眺めが開けているわけでもありませんが。

残念なのは、周囲が静かだけに、ボイラーの「音」が近くて耳障りなこと。

 


 

正午を過ぎたころ、帰路につく。

湖面を走るJR北上線の赤い鉄橋は、「青春18きっぷ」のポスターになったことがある。

 


 

国道107号を戻り、県境を越え、秋田県山内村黒沢地区。

清楚で絵画のような風景・・・胸打たれます。

 


 

秋田県東由利町大琴地区に出ると、光が射したように急に視界が開ける。

開放的でとても明るい。募集中の分譲住宅団地がある。考えちゃうねえ。

ここの駐車帯にも、秋田名物「ばばへらアイス」

 


 

国道107号の本荘~横手間の風景は、春夏秋冬、いつも素敵です。

国道105号本荘〜大曲間、地方道盛岡横手線の沢内~雫石間と同じぐらい好きです。

 


 

日本海に出た。

秋田県西目町。夕日にはちょっと早かった。

山の緑も、海の青もいい。


象潟温泉サン・ねむの木 

2010-05-09 | ちょこっと旅・温泉

 

 

久しぶりの象潟温泉「サン・ねむの木」。

「象潟建設労働者研修福祉サン・ねむの木」が正式名称の公共の宿です。

フロントの対応が素朴で、落ち着いた静か(過ぎる)な温泉です。

 


 

浴室は男女が定期的に入れ替わる。

冷鉱泉ですが、微かに硫黄臭のする当りの柔らかな湯。ボクは好きです。

 


 

ボイラー、換気扇、ブクブク等の雑音がないのがいい。

雑音のないところって、意外と少ないですよ。

 


 

 

一時間ほどはボクの貸切。浴室の窓からは雲に隠れた鳥海山。

浴槽の縁石を枕に洗い場で大の字。

 


 

すぐ隣にも道の駅が併設された日帰り温泉がある。

そこは、結構、人で混みあっていますが、ボクは断然ここ。

営業的評価は別なんでしょうけど。

 


 

大学三年の夏、帰省途中にこの砂浜で野宿したことがる。

虫はうるさいし、アベック(死語)も目障りだったけど、青い思い出です。

 


 

象潟の岩ガキは美味いと盛岡の居酒屋の女将さんに教えられたことがある。

ボクんとこだって美味いし、子供の頃は自ら潜って獲っていた。

 


 

帰路、国道7号の駐車場に秋田名物「ばばへらアイス」を見つけました。

「こんな寒い日に、ありがとうね。」オバサンが丁寧にこしらえてくれた。

 


 

立ち去るボクに、笑顔でお辞儀をしてくれたオバサン。

ばばへらアイスのオバサンに「徳」をみた。

オバサンの徳は温泉より効いた。 


ワンコたち

2010-05-08 | 犬との暮らし

 

シェルティのクッキーは16歳。 ゴールデンレトリーバーのチャチャは11歳。

ボクんちの大事な家族。どちらも美人の女子です。

 


 

クッキーの目はほとんど見えていなだろうし、耳もたぶん聞こえていない。

足元もおぼつかなくなってきたけど、とても利口な子です。

我が家に迎えた最初のワンコ。クッキーを通して、ボク自身の未熟さを知らされた。

 


 

妹分のチャチャは生まれつき両方の股関節に不具合があり、後ろ足を引きずるよう歩く。

本人は全く気にせず、お尻フリフリのアヒルさん歩きを素敵な個性にしている。

 


 

性格は天真爛漫。というか、超がつくほどの能天気。躾をしようとしても意に介さず。

教育係の奥サンも根負けし、途中で躾を放棄。で、いまだに「天然」のまま。

 


 

チャチャの教育係はクッキー姐さん。厳しく優しく、妹分に最低限の仁義は教えた。

ふたりの関係は、ちょうど、鯵ヶ沢のあの人気者のふたりの関係と一緒かな。

時々、登場します。よろしくお願いしますワン。


盛岡へ

2010-05-05 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

大学時代のラグビー部OB会OB戦のため、オートバイで盛岡に向かっています。

田沢湖近くの国道46号は、行楽地に向かう車で渋滞気味。前方の山は秋田駒ヶ岳。

 


 

今年は開花が一週間ほど遅く、桜の名所の角館これから向かう盛岡は今が満開。

仙岩峠を越え岩手に入ると、大好きな岩手山が目の前に飛び込んでくる。

 


 

 

OB戦のまえに、どうしても立ち寄りたい場所がある。

高松マンション、歴代のラグビー部員の間でそう呼ばれていた。

盛岡での四年間は、ここに暮らした二年間に凝縮されている。

 


 

OB戦の会場は盛岡南公園球技場。

芝生のみずみずしさが素晴らしい!! その感触に感動した。

盛岡不惑のベテラン組と緑生園の対戦が始まっていた。

緑生園チームはNZ遠征も果たした、知る人ぞ知る名門チーム。

 


 

この後、OBチーム(年配組)の一員として、盛岡不惑(壮年組?)と対戦した。

何にもできず、むしろ邪魔になっている自分の下手さが恥ずかしかった。

翌日、仙岩峠あたりから時雨模様。試合で傷めつけられたボクには、泣きっ面にハチ。

脇の下の痛みに耐え、ボロボロで帰ってきた。