快晴の空を見上げながら、グズグズしている。
まずは外に出ないことには。国道7号を北上する。
県境を越え、本荘市街から国道105号で内陸部へ。
田植えを終えたばかりの田んぼの輝きに、ただただ見とれるばかり。
大内ダムの案内板を見つけた。今日はなんでも見てやろう。
小さな川沿いの山道を辿っていくとダムサイトにでた。
高さ27mの小さなダムは本格的な重力ダム。
砂防ダム程度かなと思っていた。ちょっとビックリ。
前から気になっていた「かすみ温泉」の案内板。今日はなんでも見てやろう。
山あいに入った一軒宿。素朴で静かで転地効果は抜群。
閉館・・・?と思いつつ扉をあけた。掃除の行き届いた玄関広間。
「お願いしまーす!」 親切そうなおばさんが出てきて案内してくれました。
冷鉱泉ですが、微かにタマゴ臭がして、ツルヌル感があります。
先客がひとり、秋田市から来たという物静かな青年。
浴室からは、温泉の名前の由来となった一本の「かすみ桜」が見えました。
周囲に夏草が生い茂り、春のイメージが浮かばない。どんな桜なんだろう。
温泉の帰り、この辺りの日常を感じたくて、国道を避け集落内へ来ました。
旧街道の趣のある静かな路。時間が止まっているかのような静寂。
「加田喜沼湿原」の案内板を見つけた。
「湿原」の文字に魅かれ、案内に従い道を探す。どこまで行けばいいんだ・・・
わー! 出たあ!! これかあ・・・・
へえ~~、なるほどねえ!!
時間が止まってるよ・・・
小さな村の貴重な財産。
ボーとしながら、もう少しいたかったけど、日差しが強く、喉も乾いてきた。
今度来るときは、日よけを持ってこなきゃあ。
湯上り後の冷たい風が災いしたのか、頭痛がひどくマジ頭がわれそう。
僅かな振動にも激痛が走る頭を抱え、午後二時過ぎに帰宅。パブロン飲んで寝た。